2016-10-01から1ヶ月間の記事一覧

桐野 夏生『猿の見る夢』

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猿の見る夢作者: 桐野夏生出版社/メーカー: 講談社発売日: 2016/08/09メディア: 単行本この商品を含むブログ (11件) を見る銀行からファストファッション会社に出向し役員をやってる60間際の男という桐野作品にあるまじき(と言ってしまおう)主人公像に最初…

『潜入捜査アイドル・刑事ダンス』第4話

前回のラストでニュースとして流れたいっけいの不審死により、いよいよ本格的にドラマが動き出すのかと思いきや、まだデカダンスメンバーの掘り下げやってんのかよ!!もういいよ大体わかったよ!!。 ってことも含め、やっぱりこれ面白い。ていうかすごく面…

『砂の塔〜知りすぎた隣人』第3話

いやさあ、そりゃあの状況で他に頼める人がいなかったら自分が行かなきゃって思うかもだけどさ、別に一刻を争うことでなしお兄ちゃんが戻ってくるまでせいぜい30分とかそこいらでしょ?だったら店の人にその事情を説明して1時間以内には迎えに行くから警察に…

『スカーレット・ピンパーネル』@赤坂ACTシアター

そういうものだという心積もりはしてましたが、ピンパーネル団が思ってた以上の“単なる賑やかし要員”でした。必死で見てたんで(それを探してたんで)それぞれのキャラクター性というか、団のなかでどういうポジション、どんな存在なのかってのは想像込みで…

『Chef〜三ツ星の給食』第3話

最初から孝太郎さんに妨害されたあまみんがじゃあ自分で店作ったらぁ!っつって自作の屋台から始めるドラマだったらトンデモ面白くなりそうなのに、なんで給食作りとかにしたんだろう。 星野光子の話だけじゃ毎回どんな困難が振りかかろうとも圧倒的なバイタ…

『逃げるは恥だが役に立つ』第3話

今回もガッキーは可愛いし、パンツ洗わせてもらえてヤッター!って喜ぶガッキーとかおかま選びながら35歳(だっけ?)童貞について考えるガッキーとか最高だし、ていうかやっぱ平匡さんは一生くんより源ちゃんだわ。「好きって言葉の浸透力ハンパない」とフ…

『動物戦隊 ジュウオウジャー』第35話「ジュウオウジャー最後の日」

とてもいい絆確認回でありその結果の全部乗せロボ誕生回だった以外に感想ないな。いい意味で。全部乗せロボのビジュアルについては別問題として。 これまで敵に捕らわれズタボロにさせられるレッドの最高峰は殿でしたが、大和もなかなかよろしかった。やっぱ…

柚月 裕子『あしたの君へ』

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あしたの君へ作者: 柚月裕子出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2016/07/29メディア: 単行本この商品を含むブログ (5件) を見る「孤狼の血」という作品がとても面白かったのでお名前を記憶した作家さんですが、続いて読んだ「臨床真理」と合わせて女性作家に…

『カインとアベル』

先週放送された初回を見ながら平幹二郎の娘が南果歩で息子が高嶋弟ってどんだけ濃いねんwww ・・・・・・・って笑ってたというのに、まさかその翌週に平幹二郎さんへの追悼メッセージを読むことになるとは。 正直言って、このドラマが遺作になるのは残念…

『キャリア〜掟破りの警察署長〜』第3話

うん・・・話自体は悪くなかったってかタマキング金さんの優しさ、包容力が伝わるなかなかの良回だったと思うんだけど、犯人の久保田磨希の言い分に頷けちゃうってかさ・・・私のほうが頑張ってるのに、真面目にやってるのはむしろ私のほうなのに『私ではな…

『砂の塔〜知りすぎた隣人』第2話

日頃からこの手の話をよく読むわたしなので、ママ友のカースト描写もそこに旦那たちの関係が絡むのも「よくある話」でしかなくって、だから興味としては今のところ無関係のように見えるタワマンの話、というか菜々子が各家庭を監視し操ってる話と連続児童誘…

『真田丸』第42回「味方」

覚悟はしてたけど、やっぱ哀川翔の後藤又兵衛はないわー・・・・・・・・・。見た目だけなら、喋んなければ悪くないんだけど、あの声だと何を言ってもただのチンピラになっちゃうよね。牢人なんてチンピラそのものではあるわけで、チンピラどもを束ねるアニ…

『ふたがしら2』

ラスト2話は一気に見たほうがよさそうな予感がしたのでそうしたんだけど大正解。 南朋さん蔵人の策略に弁蔵のみならず宗次もまんまと嵌められ、江戸城ご金蔵から大金を根こそぎ奪うところまでは上手くいったものの弁蔵は捕らわれ盗み出した金も横取りされて…

『IQ246〜華麗なる事件簿〜』第2話

ほうもんじしゃらくのキャラにも雑な推理描写にもだいぶ慣れた・・・というか流せるようになったけど、流せるようになったぶん見終った瞬間に内容が頭から消えてしまう。残るのはおディーン様のアクションシーンのみ。 というわけで、次回は本気だします!!…

『仮面ライダーエグゼイド』第4話「オペレーションの名はDash!」

次回(劇中で)黒いエグゼイドの正体が明かされるらしいので、これで5人のライダーが登場することになるわけですが、5人目は次回にならなきゃどんな感じかまだわかりませんが、雰囲気から察せられる通りの人物像なのだとしたら5人も男がいるのに個性に乏しい…

津原 泰水『エスカルゴ兄弟』

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エスカルゴ兄弟作者: 津原泰水出版社/メーカー: KADOKAWA/角川書店発売日: 2016/08/05メディア: 単行本この商品を含むブログ (4件) を見る帯に「料理小説」とはあるけどでも津原さんだからさー、くるくるに囚われた男がどうにかなっちゃうとか、店でエスカル…

『潜入捜査アイドル・刑事ダンス』第3話

わたしひな壇芸人たちがワーワー言ってるだけのバラエティとか全く見ないせいか2話はピンとこなかったんだけど、3話は面白かった。横浜流星くんの経歴をこんなふうに使ってくるとは。 これからそれぞれを掘り下げる所謂お当番回が続くのでしょうが、回毎のネ…

『勇者ヨシヒコと導かれし七人』第3話

毎週予約にしてたつもりができてなかったっぽくって2話を見逃したらなんか光る玉もってて玉と玉は引きあうとか言ってて「え?まじ?なにそれ?」ってなったけど、とりあえず玉だけ集めてあとは魔王とのバトルの際に玉の持ち主が召喚され集結するってな話にな…

『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』第2話

いやそういう事情があるならそれを説明しろよと、説明しないからめんどくさいことになるんじゃないかというツッコミ含め大門未知子かっけーなーとマンネリを楽しんでたらオチが(笑)。未知子失敗してんじゃん(笑)。 ってところは良かったんだけど、うーー…

猫か!!

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いつも朝起きたら(ケージの中でまんまるくなって寝てるんだけど目が覚めたら寝そべり状態でケージが開くのを待ってる)ケージから出すんだけど、まだ眠いから大抵そのまま室内ベッドに行ってまたまるくなってゴロゴロしてるんですよね。でも今朝はケージか…

『べっぴんさん』

展開の早さはそれとして内容にピクリとも反応できず挫折しかけてたところでようやくわたしのお目当てである松下優也くんが登場してくれましたが、高良くんの友人役ってなことなのでてっきり同級生(対等の付き合い)なんだと思ってたのにまさかまさかの弟分…

『Chef〜三ツ星の給食』第2話

給食調理員たちが仕事に対する姿勢はどうあれちゃんと「ルール」を守り毎日きっちり給食を作り上げていることと、子供たちが全員揃っておなじような反応してるってのは初回と同様なものの「美味しい」というものだったせいかそこまで安易な演出だとも思わな…

『逃げるは恥だが役に立つ』第2話

あかん。これほんとに『ガッキーかわいい』以外感想の持ちようがない。 初回は契約結婚に至るまでがあまりにも強引すぎてなんだかなーと思ったりしたけど、もう契約結婚をスタートさせちゃったわけだからそこまでの過程に文句言っても意味はなし、これからど…

我孫子 武丸『裁く眼』

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裁く眼作者: 我孫子武丸出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2016/08/30メディア: 単行本この商品を含むブログ (5件) を見る連続殺人の容疑で罪に問われている美貌の女の裁判を急遽法廷画家として傍聴することになった漫画家志望の男。女の美貌に魅入られなが…

『キャリア〜掟破りの警察署長〜』第2話

お互いの右手と右手が繋がれてて、何か作業するにあたり立場上タマキングに対し高嶋兄が横になることが多いという構図はなかなかよかったものの、手錠で繋がれるという鉄板ネタはもうちょい先がよかったです・・・・・・。 このタイミングでやるならばタマキ…

『夏目漱石の妻』最終話

このドラマの初回でも書きましたが、長谷川博己って最高だよな。 なんかもう、博己くんマジ最高しか言葉が出ない。 でもその「最高」の中身は違う。 初回ではひたすらそのビジュアルと長谷川博己が演じる「夏目金之助」という人物のキャラクター像の素敵さに…

『カインとアベル』

雰囲気は嫌いじゃないけど父と兄弟のキャスティングがその雰囲気と合ってなさすぎて。 屋敷の中が同じだからカラマーゾフの兄弟を思い出してしまう&比べてしまいましたが、どっちが上でどっちが下だとかそれ以前のところでこのドラマのキャスティングは「違…

『真田丸』第41回「入城」

この作品ではここまで何度も“対比”という手法が取られてきましたが、ついに大坂城に入城し秀頼様と対面した信繁改め幸村が早速父上譲りのハッタリかましてみせたことと、腕のいいアサシンだと思われていた二代目半蔵がやっぱり「全力で押し通る!」だったっ…

西尾 維新『撫物語』

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撫物語 (講談社BOX)作者: 西尾維新,VOFAN出版社/メーカー: 講談社発売日: 2016/07/28メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (10件) を見るご両親にプレッシャーをかけられ中学卒業までに漫画家としてそれなりの道筋を見つけなければならない…

『IQ246〜華麗なる事件簿〜』

IQ246の持ち主という“人外”っぷりを見せるにあたり、古今東西の天才キャラの特徴全部乗せ!ってのはまぁ意図というか気持ちというか、わからんでもない気がしますが、さすがにこれは・・・・・・。 代表的な例を挙げるならば田村正和の古畑任三郎に水谷豊の…