『仮面ライダーエグゼイド』第4話「オペレーションの名はDash!」

次回(劇中で)黒いエグゼイドの正体が明かされるらしいので、これで5人のライダーが登場することになるわけですが、5人目は次回にならなきゃどんな感じかまだわかりませんが、雰囲気から察せられる通りの人物像なのだとしたら5人も男がいるのに個性に乏しいという印象だなぁ・・・。10人越えしてた龍騎は無論のことメイン以外も結構な人数がライダーになってた鎧武ですらそれなりに個性付けできてたことを思うと、たった5人なのにこうまで「おんなじようなのばっかり」ってな第一印象なのってどうなんだろ。
まぁあくまでも『第一印象』だし、そういう意味ではブレイドなんかも最初は区別つきにくかった記憶があるけど最終的には今でも語り継がれる個性の持ち主たちになったわけで、だからまだ見守り期間であることは承知してるんだけど、それでもブレイドと違ってエグゼイドは『キャラクター性』に将来性が全く見えないんだよな。なんでだろ?。
そんななか、今んところ一番ポジションとしての期待が持てるのは今回本格登場した監察医なんだけど、なんでまたこいつも陰性のキャラクターにしちゃったかなー。他ライダーと比べて“バイクに変形できる”という圧倒的な個性の活かし方ってこうじゃなくない?感だわ。蹴りで変身するのは好みだけど(笑)。
つーかこのひとレベル2(バイク形態)だと乗り手がいなくちゃダメ(自走できるけど乗り手がいないと馬力が出ない)らしいのに、なんでこの段階で本性出しちゃうの。天才ゲーマーを上手いことおだてて使いつつ、レベル3になったところで今までありがとうっつって主人公を裏切ればいいのになんでこんなに前のめりなの。
ていうか、ゲームの種類なんていっぱいあるんだろうに、ゲンムコーポレーションはよりによってなんで仮面ライダーがバイクになって一人じゃ本気出せない仕様のベルト(ガジェット)なんか開発したのよ(それを脅迫者に渡したってのはせめてもの抵抗というかちょっとした意趣返しというか、そんな感じで面白いけど)。
で、実体化したバグスターがそこで暴れてるってのにブレイブとスナイプはライダーバトルしてるってのはいつものこととして、レベル2=バイク形態になったレーザーには乗り手が必要なわけですよね。だからレーザーは「バグスターを追うぞ、名人、乗れ!」っつったわけですよね。そしたらそこで主人公が「患者を救うのが先です」って意味がわからないんだけど。
台詞だけ見れば正しいことを言ってるように思うけど、ここで主人公がやったことってバグスターと分離されてそこいらに転がってる患者をCRのベッドに連れて行くってことだけなんだよね。『患者を救う』方法は『バグスターを倒す』こと『しかない』のに。患者を病室に運ぶだけならそこにいるナース一人でできるでしょう?。ここで主人公がすべきことは『天才ゲーマー』として『ゲームでバグスターを倒す』ことじゃないのかよと。
病状の進行に欠かせない要素である「ストレス」の原因を探りそれを解消する必要があるという主人公の言い分というかモットーというか、それは理解するけど、今回の場合ストレスの原因を探ることよりもレーザーに乗ってバグスターを追って倒すほうがあの状況では正解(患者を救う最短で最適な方法)だったとしか思えないわけで、研修医だからまだその判断が出来ないってことなのかなぁ。
あとこれまでは発症する前から「ストレス因子」を抱えてるってな話だったと理解してたんだけど、今回はバグスターウイルスに感染させられると同時に妹を奪われる(妹が心配)というストレスの原因を「作られた」ことによって発症したってなふうに見えたんだけどこれであってますか?。このやり方がまかり通っちゃうなら親を感染させ子供を攫うとかすれば同じことし放題だと思うんだけど。