『スカイキャッスル』

スカイキャッスルというタワマンを舞台にした女たちのマウントドラマで、松下奈緒って前も同じようなドラマ出てなかったっけ?と思いながら再生ボタンを押したんですが、タワマンではなく豪邸が並ぶ高級住宅街が舞台で同じようなドラマに出てたのは松下奈緒ではなく杏でした(笑)。

それぐらいなにも知らずに見たんで、「夫」が全員同じ病院に勤務する医者ならば夫の地位=妻の地位ってんで夫を出世させるべく妻たちがあれやこれやと裏工作し足を引っ張り合うドラマなのかと思ったらお受験ドラマのようでちょっと混乱。ていうか医大に入るのにその付属高校からしか入れないってなにそのトンチキ設定?と思ったら、これ元は韓国ドラマなのか・・・。

などと思っていたらカーストの最上位っぽい戸田菜穂がおかしな様子でフラフラし始めたかと思ったら飛び降りててさらに混乱。

そんであっという間に橋本じゅんが息子を連れて退職&引っ越しちゃって、その後釜(ポストと家の両方)に大谷亮平が座って、さらに戸田奈緒の死の背景に何があったのかというミステリー要素まで入ってきて大混乱。

主人公は松下奈緒演じる浅見紗英ってことでいいと思うんだけど(わたしはそのつもりで初回を見ました)、紗英自身にも秘密があるみたいだし(冒頭のシーンと義母とのやりとりから推察するに、紗英の父親が逮捕され施設で育ったことを隠し経歴を偽って結婚したってなところかな)、要素てんこもりっぽいけど描ききれるんだろうかコレ。
木村文乃演じる南沢泉が紗英に「どこかで会ったことありませんか?」と聞いたのは子供時代を過ごした施設でのことだろうけど、あのとき読んでた「スカイキャッスル」という絵本を夫の公平は「ママが描いた本」って言いませんでした?。ママ=泉 だとすると紗英が子供のときに読んでいた「スカイキャッスル」とは別の絵本ってことになるだろうけど、泉にもなにかあるんなら(ありそうだけど)すべての要素が描写不足で中途半端ってなことになりかねないような。
韓国ドラマって1話の尺が長いし話数も多いんじゃなかったでしたっけ?それを日本の連ドラの枠内に収めるなら要素は絞ったほうがいいように思うんだけど。