2018-07-01から1ヶ月間の記事一覧

大倉 崇裕『琴乃木山荘の不思議事件簿』

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琴乃木山荘の不思議事件簿作者: 大倉崇裕出版社/メーカー: 山と渓谷社発売日: 2018/06/16メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (2件) を見る山岳×日常ミステリという触れ込みですが、前半は確かに日常の謎であり、それがしっかり山ならでは…

『サバイバル・ウェディング』第3話

このビジュアルで御曹司とか柏木王子の王子っぷりがガチすぎるけど、煽ったはずが煽られて飲めない酒を飲んでぶっ倒れる編集長のおかしな魅力も回を追うごとに高まっているわけで、それに対して留まるところを知らない和也のクズ度ってなにこの構図(笑)。…

『チア☆ダン』第3話

太郎成分は多かったけどタロウ成分が皆無でした・・・・・・。太郎×タロウをはやく・・・・・・。 ウォーターボーイズみたいに「ショー」として披露するとか、タンブリングみたいに「打倒鷲津」を目標にしてるならこのままぶつかり合いながらも練習を重ねて…

『ハゲタカ』第2話

初回があまりにもヒドかったんですっぱり切っていいかなーとは思うもののキャストはとても好みなので2話も観ました。 鷲津があの工場長以下従業員たちから委任状を貰うために何をしたか、何を言ったかを見せずに(そこをしっかり描かずに)「「社宅の寝室の…

『dele』第1話

原作者の本多孝好さんはずっと愛読してる作家さんでして、勿論この原作も既読です。 「dele」という小説のドラマ化・・・と考えると、圭司役の山田孝之も祐太郎役の菅田将暉もイメージとはかなりかけ離れてるし、実際に観てもやっぱり全然違ってたんだけど(…

恒川 光太郎『滅びの園』

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滅びの園 (幽BOOKS)作者: 恒川光太郎出版社/メーカー: KADOKAWA発売日: 2018/05/31メディア: 単行本この商品を含むブログ (2件) を見る職場に向かう電車に揺られるひとりの男が見知らぬ駅で降車したと思ったら異世界に迷い込んでいた。男は異世界に順応し、…

『グッド・ドクター』第3話

今回の患者はいくつもの病院をたらいまわし(受け入れ拒否)された末にこの病院に運び込まれたわけですが、高山先生いないわけじゃん?設備云々以前に対応できる医師がいないわけじゃん?なんで受け入れてんの?と。この病院にだって患者の症状を伝えて受け…

『高嶺の花』第3話

急遽ステージに上がれなくなった龍一は産気づいた妊婦の世話してるとか転んで腰を痛めたお婆ちゃんをおぶってあげてるとか、雨のなか子犬を温めてあげる不良系のことをしてて、それをななが目撃するであろうことは1000%確実で、実際その通りであったわけで…

『義母と娘のブルース』第3話

真の問題というか、親の事情であり人間関係が子供に圧力を与え影響を及ぼすことについてはドラマのなかとはいえそう易々と解決できるものではないのだろうと思うわけで、亜希子が本気で戦闘モードに入るキッカケ、話の発端はそこだとしても「PTAをぶっ潰す」…

小路 幸也『ヘイ・ジュード』

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ヘイ・ジュード 東京バンドワゴン作者: 小路幸也出版社/メーカー: 集英社発売日: 2018/04/26メディア: 単行本この商品を含むブログ (3件) を見る人と人との出会い、縁、物事の巡り合わせ、それらを伝家の宝刀「LOVEだねえ」で良い感じにまとめるのがこのシリ…

『絶対零度〜未然犯罪潜入捜査〜』第3話

あれ?井沢が男を撃った理由(井沢が撃った男は誰なのか)ってもう明かしちゃうんだ?。 そしてミハンメンバーは犯罪因子を持っているかもしれないけれどもそれぞれ当事者だったり関係者だったりと犯罪を強く憎む者たちが集められてることももう言っちゃうん…

『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』#24「生きて帰る約束」

見てる側からすればルパンレンジャーは「最後に残った一人が目的を果たせばいい」というポリシーでもって行動してることを知ってるわけだから、リスクがあろうが仲間を信じてペンダントの力を使って当然だろうってなもんだけど(「よっしゃラッキー!」で蘇…

『サバイバル・ウェディング』第2話

クソ野郎役には定評がある風間俊介さんですが、このクソ野郎はクソのベクトルが違うと思うのだがこれはあれか、かざぽんこれでまたひとつクソのバリエーションが増えちゃうね!ってことでよろしいか。 しかしこのクソ野郎、さやかのような性格の女ばっかり食…

『仮面ライダービルド』第45話「希望のサイエンティスト」

ハザードトリガーって葛城巧が残したデータから作ったものじゃなかったでしたっけ・・・?なんで巧=戦兎の把握してない性能?機能?がついてんの・・・? パンドラボックスが開いて壁が塔になったところまではなんとなく受け入れられたけど、ワープ能力のあ…

『マクガワン・トリロジー』@世田谷パブリックシアター

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IRAに属する「殺人マシーン」を自称するヴィクター・マクガワンの1984年、1985年、1986年それぞれにあった出来事を三幕=三部作(トリロジー)として描くという構成ですが(1幕後15分休憩を挟み2幕と3幕は続けて上演)、まず主人公を演じる松坂桃李の出ずっ…

『チア☆ダン』第2話

タロウ的には散歩の途中だろうに、あんな砂浜に適当に繋がれた状態で大人しくしてるだなんてどんなしつけをしたのだろうか・・・と思った瞬間猛ダッシュで逃亡してて「ですよねー(笑)」となりましたw。 あとこの手の青春ドラマって男子高生の場合デブとか…

『グッド・ドクター』第2話

他の子供の保育器はいろんなもので飾られているのに必死で生きようとしてるこの子のそれはなにもないと。だからいっぱいおもちゃを置いてあげようと。そう考えるところまではいいんだけど、そのために他の子供の玩具を取り上げてしまうというその手段、これ…

宮西 真冬『首の鎖』

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首の鎖作者: 宮西真冬出版社/メーカー: 講談社発売日: 2018/05/17メディア: 単行本この商品を含むブログ (2件) を見る祖母に続き母の介護に追われる独身女と妻の暴力に苦しむ男が出会い、男は妻を殺し女はそれを隠蔽しようとする・・・という物語で、男のほ…

『ハゲタカ』

NHK版の記憶が未だしっかり残っているわたしなので、どこもかしこもなにからなにまでとにかく猛烈な違和感、それしかないな。そしてこの違和感は見続けていればなくなるものだとも思えない。それぐらいNHK版はあらゆる意味で凄かったんだなと改めて思い知ら…

『高嶺の花』第2話

千葉ちゃん演じる男が地位と権力のためならば狙ってる娘の母親を抱くわ前世がどうとか言われ気を失ってぶっ倒れるわ、お姉ちゃんはあなたのことなんて相手にしないんだからっ!という妹に向かって背中越しに手を振って去っていくわあまりにもてんこ盛りのコ…

桐野 夏生『ロンリネス』

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ロンリネス作者: 桐野夏生出版社/メーカー: 光文社発売日: 2018/05/31メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見るタワーマンションを舞台に子育てをする母親たちの“裏”を描いた「ハピネス」の続編です。 「ハピネス」は桐野さんが所謂「ママ友」を描…

『義母と娘のブルース』第2話

ながら見してたら突如ガチのアニメ声が聞こえてきて何事かと思って画面を見たら綾瀬はるかがなんかやってて超驚いた。また新たな綾瀬はるかの魅力を知ってしまったわ。 父親は死んでしまうのであろうことは初回時点で予想できるので、血の繋がりのない「義母…

『仮面ライダービルド』第44話「エボルトの最期」

殴りあってりゃハザードレベルが上がってくらしいのにわざわざ敵のアジトに乗り込んでガス浴びに行ったのは手っ取り早くレベル上げするため(殴り合いじゃ小数点以下がじわじわ上がるぐらいなのに対しガスを注入されればある程度一気にレベル上げできるのだ…

輪渡 颯介『物の怪斬り』

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物の怪斬り 溝猫長屋 祠之怪作者: 輪渡颯介出版社/メーカー: 講談社発売日: 2018/04/12メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (1件) を見る今作はこれまでのような章ごとに解決する連作短編集の形ではなく、蓮十郎の旧知の人物からの“依頼”…

『絶対零度〜未然犯罪潜入捜査〜』第2話

失踪した相棒先輩の願い=事件を未解決のままにしないこと=先輩が巻き込まれた事件の真実を究明するために違法捜査を公にすっぞ!という脅迫カードでもってミハンを動かす山内の視点を軸に、先輩の残した捜査手帳に書かれた「イザワノリト」=Season3の主人…

『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』#23「ステイタス・ゴールド」

パトレンジャーどこいった・・・・・・ってことに目を瞑るとするならば、ノエルの能力・役割を具体的に見せるにあたり透真との「プロとしての矜持」という共通点でその距離感を縮めた今回の話は面白かった。恋人のために覚えた料理がやがて職業となり、その…

『フリー・コミティッド』@DDD青山クロスシアター

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全38役を成河が演じる一人舞台ですが、すごかった。何かを感じる考えさせられる前にまず「成河ちゃんすげえええええええええ!!」が来る。本役というか、主人公は俳優をやる傍らレストランで予約係として働くサムという男で、人気レストランなのでひっきり…

『サバイバル・ウェディング』

大好きな元カレと仕事で出会った王子様とナルシストの変人編集長の間でてんやわんやする主人公・・・というドラマだとして、王子様・吉沢亮、変人・伊勢谷友介に対して元カレが風間俊介ってこのキャスティングどうなのよw。編集長が己の持論で主人公にアレ…

『チア☆ダン』

主人公は『馬鹿だから』という非常に現実的な理由があるけど転校生の子はそんなにアメリカ行きたいならJETSのある福井中央高校?に転入すればいいだろうにというツッコミはそれとして、あと彦星君こと清水尋也くん自体は悪くないけど野球部のエースってな風…

柚木 裕子『凶犬の眼』

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凶犬の眼作者: 柚月裕子出版社/メーカー: KADOKAWA発売日: 2018/03/30メディア: 単行本この商品を含むブログ (3件) を見る「孤狼の血」の続編です。 いやあ、やっぱり面白い。黒川博行さんの「面白い」という帯文に惹かれて(それだけが理由で)手に取ったら…