『グッド・ドクター』第2話

他の子供の保育器はいろんなもので飾られているのに必死で生きようとしてるこの子のそれはなにもないと。だからいっぱいおもちゃを置いてあげようと。そう考えるところまではいいんだけど、そのために他の子供の玩具を取り上げてしまうというその手段、これが問題・・・という表現はよくないかもしれませんが、こういう行動を取ってしまうことにむずかしさがあるわけだよね?。夏美は湊が玩具を奪った理由、さらにいつも母親の笑顔を見ていられるようにと似顔絵を描いてやる湊の“優しさ”を理解してくれたけど、自閉症の「医者」を主人公にしたからには指導医がそれを理解するだけじゃだめだと思うんだよな。夏美だけでなく高山先生も「医師としての」湊の判断を認めてくれたし、これから同僚たちも次々とそうなっていくのでしょうが、医者である以上理解してもらわなければならない相手はまず患者だと思うの。それは毎回のメイン患者とその家族だけじゃないよね?。毎回立ち食い焼肉屋で湊と夏美がハフハフするシーンを入れるのは結構だけど、そのまえに今回で言えば玩具を取られてしまった子供たち(とその親)に何がしかの説明なんしフォローをすべきなんじゃないかなと思うんだけど。そしてそのためのハマケンなのではないのかと。
野良妊婦の女子高生の事情については子供を助けること以外湊はノータッチで夏美の助言も現実的なところに留めたところは好印象。