『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』#24「生きて帰る約束」

見てる側からすればルパンレンジャーは「最後に残った一人が目的を果たせばいい」というポリシーでもって行動してることを知ってるわけだから、リスクがあろうが仲間を信じてペンダントの力を使って当然だろうってなもんだけど(「よっしゃラッキー!」で蘇る去年の苦しみw)、傍からみれば「あいつのブレーキは効かないんじゃない、壊れてるんだ」と捉えられるほどのことなわけか。ルパンコレクションが「こんなもの」と言ってしまえるようなもの(という扱い)であることとあわせて、国際警察にとってルパンレンジャーって「何をやってる奴等」という意味でどういう認識なんだろうなぁ?。
つかさは魁利に対し「親を亡くしてる」という共通点でもって語ったものの、つかさの「絶対に生きて帰る」という約束は魁利(ルパンレンジャー)のポリシーとは言わば正反対なわけで、そんな二人の『共闘』が見られると期待してたらそんなことはなかったどころか3号がレッドの「壊れっぷり」を認識するという結果になるとか、同じ立場であるがゆえにルパンとパトの『違い』が改めて浮き彫りになってしまったな・・・。
(でもこれ圭一郎だったら一瞬躊躇するというか、これからやろうとしてることは正しいか否か考えるかもしれないけど、それでもそれしかないのならば魁利と同じことをすると思うけど。そして明確な目的・欲望があっての行動であると理解ができる魁利に対し正義感というつかみどころのないものをトリガーにしてる圭一郎のほうが、ヤバいっちゃヤバいと思うのよね・・・)
でもいずれ共闘態勢になった時、つかささんがその「壊れたブレーキ」を直してくれる展開が来る可能性はあると思うの!言霊言霊!。
それはそうとつかさ先輩、国際警察の実働部隊を志望したのは“給料の高さと福利厚生の充実”という極めて現実的な理由だってな話で、それはそれでとても納得のいく理由というか、それが「パトレン3号・明神つかさ」のイメージを構築する材料のひとつとなっていたわけですが、それが自分のためだけではなく育ててくれた祖父母のためでもあるとなるとイメージを修正する必要があるな。