『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』#44「見つけた真実」

ノエルの事情・素性も、ノエルに掛けられた「疑い」の行方も、大したことなくてよかった!。
『人間じゃない』と聞いていろいろ考えたなかで最もソフトというか普通というか、まあ・・・やっぱりこの表現が一番良いように思うのだけど「大したことない話」で、ほんといろいろ考えちゃったから拍子抜けってなところはありますけども(殿が殿じゃなかった!レベルのショックを覚悟してたんで)、これでノエルも本当の意味でルパンレンジャーから「仲間」として認められたことだしよかったよかった。
(ていうか「人間」ってどういう意味で使ってるんだろう?。ノエルたちはギャングラーと同じ世界=地球とは異なる世界で生きていた人類の子孫だったけど、それを「異界人」と表現するとしても「人」じゃん?。それを言うなら魁利たちは「地球人」じゃん?。どっちも「人」だろうに魁利たちが「人間」でノエルたちは「人間じゃない」って、ちょっとおかしいとは思うの)
(それから、ノエルたちの種族がルパンコレクションを作り、ノエルはアルセーヌからルパンコレクションを改良する知識と技術を受け継いだったってな話だったけど、だとしたらノエルがビークルを撃てないのはなんでなの?と思うよなぁ。まぁたぶん単純にビークルは「人間用」に改良したものだから「人間じゃない」ノエルには使えないってだけだろうけど、アルセーヌが人間用に改良したならノエルは自分も使えるように改良し直せばいいのにと)

つーかサラッとコグレさんも「人間じゃない」ことがわかったんだけど、そっちはわりとどうでもいい扱いで笑うw。
つーかコグレさんは最初っから普通じゃない感バリバリだったにも関わらず普通に接してたわけで、そらグッディもノエルについて「知らなかったの?」ってな感じの反応するわなw。
魁利たちは「コグレさんの言うこと」を信じて「コグレさんから貰った力」でルパンコレクションを取り戻してるわけで、ノエルのことを信じられないならコグレさんだって同じだろ?ってな話なわけで、言うまでもなく「最後の希望」に縋る以外の道はないんだよね。なので何話か使ってウダウダやるんでなく事情説明→相分かったでサクっと終わったこともよかったよ。
サクっと終わっても次回はクリスマスのチキンを奪われる話のようですが(笑)。チキンがなければシャケを食べればいいじゃないって(笑)。

でも警察のほうはすこぶるシリアス。
悟が死んでることはないだろうと(別の方法でギャングラーが悟に成りすましているのだと)思っていたので、じゃあ悟はいつからギャングラーだったんだ?問題はそれとして「化けの皮」になった=死んでるってマジかー・・・・・・。
これで圭一郎とつかさはルパンの三人と同じ立場になったけど、まさか死んだ人間を取り戻せる方法があるだなんて思いもよらないだろうから、悟の死の真相を調べ犯人を抹殺することで無念を晴らそうとするよね、普通は。でも取り戻せる「方法」があって、そのためにルパンレンジャーの三人、というかパトレンジャーの三人が「最後の希望」を知るときは怪盗の正体を知るときだと思うんで、ジュレの三人がルパンコレクションを集めていたのだと知ったら果たして二人はどんな決断をするのだろうか。
圭一郎とつかさの性格からしてたとえその方法があるとしても悟を取り戻すことはしないんじゃないかと、仕事柄死ぬ覚悟は常に持っているだろうし、取り戻したいけど取り戻そうとは思わないのではないかなと。でも悟の話ってのはイコールこれまでギャングラーが被ってた皮はそれだけの人間が死んでいるということでもあるわけで、悟だけでなく『すべての人間』を取り戻すために怪盗と協力するという選択肢はある・・・かなぁ。
なんにせよ、そのとき咲也がこれでもかー!ってぐらいいい働きをする気がする。今回ノエルが日本支部に来る前から情報漏洩があったことに最初に気づいたのは咲也で、それは咲也が「ノエルさんはそんなことをする人じゃない」と信じてるからこそのことだろうわけで、そういう咲也だからこそジュレの三人=怪盗だという正体バレとその目的を知ったときに先輩二人よりもしっかりしたところを見せてくれるのではないかと。
とか思ってたのに、次回咲也メインでチキンを守る話なのね(笑)。