『滅相も無い』第2話

「そういう演出のドラマである」と理解したってことを差し引いても、染谷将太が演じる菅谷の話は言ってしまえば「恋バナ」でしかなく中川大志演じる川端の「人生」と比べて純粋に「お話」としてつまらんな・・・などと思っていたわけなんですが、穴に入らんのかい!!ってびっくりした。
穴に入らない人もいるらしいことは記録係?の窪田くん周辺で語られてはいたんで8人のなかに「入らない」という選択をするひともいるんだろうなとは思ってたけど、2人目にして早くも「入らなかった」を使っちゃうのか!って。

ていうか入らずに元の生活を続けることを選ぶのではなく、妻子がいるのに「失踪」ってどういうことよ。いや妻子が「いるから」失踪したのか?。
それを言うなら妻子がいるのに穴に入ろうとしてるんだよなこの男は・・・となるわけで、となると穴のなかにある「救済」とは、穴に入ることはつまり今いる世界=現実からの逃避なのか?と考えてしまうけど、でもそんな「あたりまえ」の話ではないんだろうな。だって菅谷は穴に入らず失踪したんだから。