『CODE-願いの代償-』

恋人の死の真相を突き止めるために突っ走る狂犬野郎とか、謎のアプリが願いを叶えてくれたり指令がきたりとか何番煎じだよってな設定もだし、2期連続主演は結構だけどビジュアル変える気ないんかい!とか、全体的に目新しさ皆無だな

・・・と言いたいところなんですが、坂口健太郎はさておき2番手に染谷将太がいるところ、わたしにとってはそこに目新しさというか期待をしたくなってしまう。
初回を見た感じだとそれっぽい雰囲気だけで(その雰囲気を作る画面の質感はすき)染谷くんの演技力を愉しめるようなタイプの役ではなさそうだけど。

今の時点ではこの謎アプリのシステムは“誰かの願いを誰かが叶える”ためのもので、例えば誰かが〝ヤクザを逮捕させたい“と願ったとして、誰かがそのために“鞄をすり替える”という指令を実行し、その対価として“金が欲しい”という願いを叶えるためにまた別の誰かに“現金強奪をさせる”ってな感じだと予想するけど、だとしたらその管理・運営をしてる人物または組織はなんのためにそんなことをしてるのか?という疑問が生まれるよな。そのシステムだと利益的なものはでないでしょ。利益目的ではなく道楽、暇つぶしならばもっと他に趣味の悪いゲーム・システムを作りそうなものだし、となると純粋に「願いを叶えてあげたい」という善行のつもりでやってることなのだろうか。

ってなことを坂口健太郎染谷将太がバディ的な感じで調べることになるのか、それともそれぞれ「目的」が違っていて、時に利用時に共闘しつつも最終的には銃を向け合う的な、そんな関係なのかしばらくは様子見かな。
坂口健太郎の上司が鈴木浩介で同期で親友が三浦貴大、そして後輩がカナロこと兵頭功海という暴対課も気になるし(ていうかまた神奈川県警かw)、さらに玉鉄もピエロに扮して子供たちの心のケアを行うケアリングクラウンなる謎の存在として加わるらしいので(この設定からしてCODEの運営者の可能性大だよな)、楽しみよりの様子見ね。今のところは(←ここを強調したい)。