『CODE-願いの代償-』第4話

うん、だからさ、CODEというアプリのことを知らずもちろん使ってもいないし「悠香が死んだエレベーター事故に関与してると思しき人間を署内に招き入れている映像」にも課長が全く心当たりがないというならば、そしてそんな課長に対する二宮の印象が「嘘はついてなさそう」ならば、じゃあ自分のところに送られてきた映像はなんなんだってことになりません?。
あのとき二宮はエレベーターに細工した人間の協力者を教えろと願ったんだっけ?それに対して送られてきた映像が「真実」ではないならば、CODEは二宮に偽情報を与えたということになるわけで、二宮の「願い」は叶えてもらえていないってことになりませんかね?。

と考えたら神奈川県警内にCODEを使っている人間は自分と百田「しかいない」という情報だって信用できないってことになるよねえ。都合よく監視カメラが止まってたりあれこれ小細工されてる印象だけど、それぜんぶ百田に仕業とするには無理があるように思うしさ。
なぜ二宮はCODEが「願いを叶えてくれる」ことについて一切疑念を抱かないのだろうか。それが最大の謎。

ということはさておき、百田もまたプレイヤーでしたってのは予想通りなんだけど、幼馴染の復讐とCODEの指令で何人も殺ってるってのはさすがに引く。それで平然と良き同期であり良き先輩をやってたとか怖いんだけど(百田の変化に気づかない二宮についてはなにも言うまい・・・)。

ていうか日本の警察官が所属署の屋上で拳銃を向け合うというシチュエーションのありえなさもさておき、CODEの特性って誰かが誰かの死を願いそれを無関係の誰かが「指令」として請け負うという所謂“匿名性”にあると思ってたんだけど、同期であり同僚である百田に二宮を殺させるとなるともはやこの展開にするためのものでしかなくて「CODEとはなんぞや」という疑問とかどうでもよくなってくるな。