『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』#33「僕らは少年快盗団」

ああなるほど。戦力・戦術として怪盗と協力すれば効率面がグッと良くなるであろうことは理解してるけど、怪盗を名乗って犯罪行為を行っている(警察は「犯罪者」として認識している)以上、おおっぴらに共闘するわけにはいかないと、つまり「世間体」が理由だってことか。それは納得。
でもルパンレッドと同様に「大事な人を取り戻すために戦っている」ことについての圭一郎の問いに対するノエルの答え、「何が起こるか僕達にも分らないから言うわけにはいかない」っての、これは納得いかんわ。魁利たちの大事な人が失われた経緯はわかってるけどノエルのそれは「誰」が「どうやって」共に一切不明なので、ノエルと魁利たちの『目的』は同じであれそのための道、つまり『ルパンコレクションが全て揃ったら願いが叶う』ためにノエルもまた戦っているのかもはっきり「そうだ」とは言えないし(それを三人に教えたコグレさんとノエルが一枚岩ではないみたいだしね)、そろそろノエルの背景について説明が欲しい。だって警察として怪盗と共闘できない理由はわかったけど、わかったからこそ怪盗の事情を聞けば少なくとも警察と怪盗が争うことは避けられると思うもの。
ていうかノエルは基本言葉が足らないよね。「何が起こるかわからない」んだとしても、自分たちがしてることは犯罪かもしれないけどそれでもやらなきゃならない理由があるんだと、その理由を言うわけには今はいかないけど、悪事を働こうとしてるわけではないことは信じて欲しいとかさ、理解してもらおうとする努力が足りない。魁利たちがそれを改まって言うわけにはいかないわけで、それをするのは、それをするのがノエルの役割なんじゃないかなぁ?。基本は飄々として謎めいてるキャラクターでいいんだけど、なんでもかんでも「その質問には答えられない」「今は言えない」ってんじゃみすみす不信感を植え付け育ててるようにしか見えないよ。
それはさておき、ぬいぐるみ好きは隠すのに(隠せてないけどw)ショタ好きであることは隠そうとしないどころかあざとさ全開の魁利をして「アグレッシブすぎる」と言わしめるつかさ先輩はとても良かったけど警察官としては良くないと思いました(笑)。なんでデスクに折り紙常備してるねん(笑)。しかもカブトムシや戦車を折れるとか対男児に本気すぎる(笑)。
ロリ初美花に「可愛い〜」とならなかった咲也はそういう意味ではまっとうでよかった。ギリギリまっとうで。
あとノエルの脳内でおもてなししてくれる透真がウインクしまくってたんだけど、やっぱり国際警察の透真に対する認識は「婚約者に逃げられ店を辞め、仕事をさぼって(未成年の二人に仕事を押し付け)女性を侍らせて遊ぶ男」のまんまなのだろうか・・・それを目撃していないノエルの脳内でさえそうなってしまうほどに・・・。