2015-09-01から1ヶ月間の記事一覧

伊坂 幸太郎『ジャイロスコープ』

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ジャイロスコープ (新潮文庫)作者: 伊坂幸太郎出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2015/06/26メディア: 文庫この商品を含むブログ (26件) を見る全く異なる媒体に掲載された(そのために書かれた)完全なる短編たちが、最後に収録された描き下ろしの「後ろの声…

『表参道高校合唱部!』最終話

「両親の離婚」だったら優里亞だって経験してることなのに、いくら乗り越えたこととはいえ優里亞の気持ちお構いなしで自分の(家族の)ことだけうじうじ考えてる真琴にいい感情は抱けないし(一方の優里亞は真琴の背中を押してあげたというのに)、そもそも…

『仮面ライダードライブ』最終話(特別編)「ゴーストの事件」

姿のみならず「悪意」も「人間」からコピーした存在がロイミュードで、そのロイミュードを全て撲滅しても元々の悪意は残る。生まれ続ける。 でも俺はその状況に絶望しないと決めた。人々の幸せを守るために。なぜなら俺は刑事で、ベルトさんがいなくても仮面…

ドラマスペシャル『緊急取調室〜女ともだち〜』

“ゆき”繋がりを狙ったのかどうかわかりませんが、この関係性で斉藤由貴と松下由樹ってのはなかなか絶妙なキャスティング。 斉藤由貴が演じた役がもっと華やかというか、それこそ藤原紀香とかさ、いかにもな感じの人がやってたらおそらくこの一度目のどんでん…

『手裏剣戦隊ニンニンジャー』忍びの31「ニンジャ逃走中!」

やっくんの魔法もキンジの変な日本語も“いいところ(長所)”って言われるとちょっと首傾げたくなっちゃうんだけど、いいところではなく“個性”と言い換えれば納得かなー。 って一瞬思ったんだけど、でもキンジはともかくやっくんの魔法っていいところでも個性…

米澤 穂信『王とサーカス』

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王とサーカス作者: 米澤穂信出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2015/07/29メディア: 単行本この商品を含むブログ (40件) を見る「さよなら妖精」に登場する大刀洗万智を主人公にした作品とのことですが、さよなら〜を読んだ記憶はある(タイトルをしっかり…

『ホテルコンシェルジュ』最終話

終わってみれば「なんでわたしこれ最後まで見続けて一言感想まで書いてたんだろう・・・?」としか思えないわけですが、なんとなく見続けられちゃうだけの何かはあった、ということだろうか。自分でもよくわからない(笑)。 まぁわたしの尾美としのりを筆頭…

『民王』最終話

テレビのリモコン使っての国民投票とかアホ展開でありながらも(過半数6000万だったけど、あの会議何時頃にやってたのかわかんないけど国民全員がテレビ見てるとかねーだろよw。普通に考えて仕事中だろうし、ワンセグしかない独り暮らしとかどうすんだよw…

黒川 博行『勁草』

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勁草 (文芸書)作者: 黒川博行出版社/メーカー: 徳間書店発売日: 2015/06/09メディア: 単行本この商品を含むブログ (4件) を見る今回は振り込め詐欺の話。絵画や骨董の世界や後妻業とは違い身近というかお馴染みというか、そんな感じのテーマなので「へー、そ…

『薄桜鬼SSL〜sweet school life〜 』

わたしの中で薄桜鬼の2.5次元化は舞台版(注:ミュージカルではなく)以外必要ない(注:認めないのではなく必要がない)のでちゃんなかの復帰作であること以外なんの意味も価値もない、ただちゃんなかを見るためだけの番組のつもりで見ました。 そしたら大…

『デザイナーベイビー』

題材があんまり好みではないし、主役のひともなぁ・・・・・・(ただでさえあんまり見たくないのに妊婦役って・・・トラウマ抉られるわぁ・・・・・・)ってんでスルー予定でしたが、柿澤勇人さんが出ると知り慌てて録画予約を入れました。 そしたらなっかな…

『ど根性ガエル』最終話

あーなるほど。何かを得るには何かを捨てなきゃってな言葉があるように、ヒロシが大人になるために捨てなきゃならないもの=ピョン吉というつもりで見てたけど(そう思わせる作りだったと思うけど)、捨てなくてもいいんだよと。何も捨てずとも大人になるこ…

『仮面ライダードライブ』第47話「友よ、君はだれに未来を託すのか」

チェイスと剛の物語が終わり、あとはハート様と進ノ介の殴り合いを見るだけだと、どれほど熱い拳のぶつけ合いが、男と男の戦いが見られるのだろうかと期待と興奮でパツンパツン状態でその瞬間を迎えましたが、もはやハート様にそれだけの力は残されてなかっ…

『表参道高校合唱部!』第9話

真琴両親の復縁話は心底どーーーーーーーーーーでもいいし、合唱部のメンバーが“金銭窃盗の疑いをかけられたせいで引きこもりに”というエピソードをやった(そういう背景を用意した)というのに、再び“文化祭の予算を紛失する”というネタを入れてくる心無さ…

『手裏剣戦隊ニンニンジャー』忍びの30「ねらわれた忍者塾!」

参考書があるぐらいだから子供向けの忍者教室があってもいいとは思うし(体操教室みたいなもんだと思えば)、以前忍者運動会だったかをやってたことだし他の流派の忍者もいるってのも世界観として理解するとして、ニンニンジャーが“火遁の術”を出すのに一番…

木下 昌輝『人魚ノ肉』

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人魚ノ肉作者: 木下昌輝出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2015/07/09メディア: 単行本この商品を含むブログ (6件) を見る帯に「人魚の肉を食めば、妖に憑かれる」とありまして、その「人魚の肉」とやらを食べた岡田以蔵と坂本龍馬から始まり、新撰組隊士、…

『ホテルコンシェルジュ』第9話

ピン子もあんまり好んで見たくはないけどそれよりも娘役の人が大のつくほど嫌いでなぁ・・・・・・と思いながら見てたら最後の最後で主人公なにやらかしちゃってんの。ビジネスの場に断りもなく乗り込んできて私的な内容についてあんな口調でキーキー喚かれ…

『リスクの神様』最終話

最後にオフ姿の坂手が素敵だったことと、結城のアクションを見られたことはよかった。 一線を退いたことでかえって色気が増した坂手も“女性の口を背後から塞ぐ”のに同じ身長だった結城くんもすこぶるよかった。 特殊警棒を伸ばすのがどうみてもチンピラでし…

東野 圭吾『ラプラスの魔女』

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ラプラスの魔女作者: 東野 圭吾出版社/メーカー: KADOKAWA/角川書店発売日: 2015/05/15メディア: 単行本この商品を含むブログ (21件) を見るいずれ映像化されるのでしょうが、地味な画もしくはチープな画になるだろうなーということだけ書き残しておきます。

東野 圭吾『天空の蜂』

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天空の蜂 新装版作者: 東野圭吾出版社/メーカー: 講談社発売日: 2015/06/24メディア: 単行本この商品を含むブログを見るちょっとまえに某24時間でアメリカを救いまくる特技は拷問☆のおじさんが主人公のドラマで無人爆撃機を6体まとめて遠隔操作で乗っ取るっ…

『民王』第7話

役者としては、一生くんとしては超美味しい展開なんだけど、でも貝原さんが裏切り者だったとかやだよお・・・・・・・・・・・・・・・・。 絶望しながらも「ピンポーーーン」は可愛すぎたけど。 ネットに流された映像(蔵本が泰山に頬ずりしてるやつとか)…

『デスノート』最終話

主人公(大学生)が意識を保ったまま(生きながら)焼かれて死ぬとか、冷静に考えると結構すごいよね、ドラマとして。 そしてその展開、その映像をちゃんと「無様」で「愚か」で「哀れ」なものとして描いて見せたのはひとえに窪田正孝の力、だったと思う。 …

『仮面ライダードライブ』第46話「彼らはなぜ戦わなければならなかったのか」

チェイスが自爆という捨て身の攻撃を仕掛けたというのに、チェイスの残骸(・・・・・・)が転がる向こうから悠々と蛮野が現れた瞬間の絶望ったらなかったよね。 そして「プロトゼロは無駄死にした。愚か者のすることはすべて無意味なのだ」と言う蛮野。 蛮…

『表参道高校合唱部!』第8話

わたしホモ好きなんですよ。美少年のホモとか特大好物ですよ(唐突)。 でもこれはない。このとってつけたようなホモ展開はないわー。 祐が半年間引きこもってたのは財布泥棒の罪を着せられたこと自体よりもむしろ合唱部の仲間たちが信じてくれなかったから…

盆と正月がいっぺんにやってまいりました!!

●橋本環奈映画、長谷川博己ら豪華共演!武田鉄矢から“贈る言葉”も http://www.sanspo.com/geino/news/20150914/ido15091405030002-n1.html 星泉が憧れる年上男性・月永役に長谷川博己(38)、泉の前に立ちはだかる組織の男・安井役に安藤政信(40) それ…

『刑事7人』最終話

そこまでの描写で薬物に手を出すような人間ではないお人よし・・・を通り越してもはやバカとしか思えない人物だという確信があったので、その話を持ち出した瞬間ガタックこと佐藤祐基が犯人であるとわかってしまったわけで、事件自体は温い話だなーってな印…

『ど根性ガエル』第9話

ピョン吉のためにパンを作るヒロシとヒロシのために応援曲を奏でようとするピョン吉。校長先生の胸にピョン吉がいることを知らずにピョン吉への想いを語るヒロシとそれを校長先生の胸で泣き声を殺して聞くピョン吉からの、ピョン吉の“跡”が残るTシャツを見…

『手裏剣戦隊ニンニンジャー』忍びの29「忍者すごろく決定版!」

旋風さんメイン回は歓迎だけど、過去を描くのになんですごろく?とか、それまでそんなキャラである素振りなかったのに巨大化したらなんでいきなりすごろくの説明始めてんの?とは思ったけど、それ聞いて 「ハァ・・・タカ兄ぃ!」 ってこれ!!やっくんのこ…

汀 こるもの『レベル98少女の傾向と対策』

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レベル98少女の傾向と対策 (講談社ノベルス)作者: 汀こるもの出版社/メーカー: 講談社発売日: 2014/10/07メディア: 新書この商品を含むブログ (6件) を見る前作の「レベル99」では特別そんなことは思わなかった記憶がありますが(と思って自分の感想を確認し…

『リスクの神様』第9話

坂手社長が引きずりおろされる役員会はそれなりに見応えあったけど、こういうことなら坂手VS白川を軸にして描くべきじゃなかったかなぁ。 最初からその構図は明らかではあったけど、坂手社長がどんな人間なのか、どれほど強引な経営方針を押し通してきたのか…