『表参道高校合唱部!』第9話

真琴両親の復縁話は心底どーーーーーーーーーーでもいいし、合唱部のメンバーが“金銭窃盗の疑いをかけられたせいで引きこもりに”というエピソードをやった(そういう背景を用意した)というのに、再び“文化祭の予算を紛失する”というネタを入れてくる心無さには引っ掛かるものがあったけれど、しっとりとした愛の歌(リレーVer)とクラス全員での合唱というかパフォーマンスでまーいっか!って気になってしまう。これが歌の力か。
つーかふうかほのか可愛すぎだろう!!。もはや合唱部こそが一軍だろと思ってましたが、演出もあるんだろうけどふうかほのかが登場した瞬間の華やかさはさすが。それだけにほのかが失くしたというお金にちゃんとオチつけてほしかったし(合唱に票入れたのがバレてテヘペロったあとで実は合唱やりたいから予算失くしたことにしたっつって鞄から予算袋出すとか)、ていうかなんで歌うのが「何度でも」なのか、なんでこの曲を歌うのに不思議の国のアリスの扮装なのかさっぱりわかんなかったけど、とにかくみんな可愛かったからヨシとする。
モブに毛が生えたような扱いでしかなかったアンドリューも「ママ」の一言でとりあえずキャラ立ったしw。ポッと出の前田くんより台詞少なかったけど・・・。
でも前回の祐の話がまるでなかったかのようになってるのが・・・・・・。
お弁当食べてる時に真琴がなんか言って噴出した大輔の背中を祐がナチュラルにさすってやりながら「大丈夫?」って気遣ってたけど、その距離感であり空気感はこれまでと全く変わってないように見えたんだよなぁ。美子と部長の間になんのわだかまりもないのと同じってことなのかもだけど、真琴が異性への恋愛感情を祐の同性へのソレと同一視して語ってたのもそうだけどちょっと安易に描きすぎると思うのよね。そういうドラマじゃないってことは重々承知してるけど。
なのでわたしは大輔は「祐が大輔を好きになっただけ。大切なのはそのあとだ」という有明先生の言葉を受けて祐と「まずはお友達から」関係を始めた、ということで理解します。します!!。
それにしても、ふうかほのかによるメイドカフェの人員表で部長と大輔とアンドリューは女装要員だったのに、祐だけがそこにカテゴライズされなかったってのはどんな意図があったのだろうか。普通に考えればやはり祐はふうかほのかから見ても「合唱部だけどイケメン」という認識だということになるのでしょうが、女装したらクラスで一番、一軍の自分達よりもはるかに可愛くなってしまうのではないか!?という危機感を本能的に抱いたから、というセンもあるかと思うのよね。