『リスクの神様』第9話

坂手社長が引きずりおろされる役員会はそれなりに見応えあったけど、こういうことなら坂手VS白川を軸にして描くべきじゃなかったかなぁ。
最初からその構図は明らかではあったけど、坂手社長がどんな人間なのか、どれほど強引な経営方針を押し通してきたのか、そこいらへんさほど伝わってこないから社長辞任に追い込まれても感情に訴えるものはないし、坂手社長のことがわからなければ対抗馬である白川専務の目的もわかんないし。
白川専務の側近である丸山智己と一緒に居たことと、自殺を試みたらしいことからして、満島弟は白川専務の意を受けてなんらかの仕事をしてたのではないかと考えられるよね。それは恐らく不正なことなのではないかと。だから退職願を用意し酒と薬を一緒に飲んだのではないかと。とすると白川専務にもなにかあるのではないかという話になる。
むしろ坂手社長はわかりやすい俺様社長ってだけで、本当の・・・「悪」って言葉を使っていいのかなぁ?それは白川専務なのではないかという風向きになってきたよね。
そしてそれは恐らく30年前の西行寺父の件から始まっているのではないかと。
そう考えると、やっぱりもっと坂手VS白川をしっかり描いておくべきだったよなーと。
ていうか坂手社長・・・あんた西行寺が関口の息子だって知らなかったのか(笑)。愛人だの家族だの関係者が問題起こしまくりだし、あまりにも脇が甘すぎてちょっと・・・気の毒になったんだけど(笑)。