『民王』第7話

役者としては、一生くんとしては超美味しい展開なんだけど、でも貝原さんが裏切り者だったとかやだよお・・・・・・・・・・・・・・・・。
絶望しながらも「ピンポーーーン」は可愛すぎたけど。
ネットに流された映像(蔵本が泰山に頬ずりしてるやつとか)を真衣が撮れたはずがない以上、他に裏切り者がいるということになるわけで、あのとき報告に来て追い出された名も知らぬ誰かでないならそれはカリヤンか貝原さんしかいないということになる。そして西田敏行があれだけで終わるはずがない。となれば、この展開は当然の流れと言えるのでしょうが、でもでもわたし貝原さんが裏切り者だなんて信じたくないの・・・・・・・。
なんで!?ていうかいつから!??。
入れ替わりの首謀者が城山だとしたら、入れ替わった時点ではもうすでに、つまり最初から裏切り者だった、ということになるわけですか!?????。
そんなのやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだ。
ていうか、え?もしかして童貞ってのも泰山を欺くための設定だった・・・・・・・・・・・・・とか!?????????????。
いやいやいやいや誰かに見せるためではない、そう装う必要のない自室でのあの寝姿は嘘偽りのないものですよね!?。つまり童貞は嘘じゃないってことですよね!???。
お願いそうだといってください貝原さん・・・。
あ!だってエリカの肩チラからの投げキッスで鼻血だしてたもんね!あれは紛れもない童貞の証拠だよね!!(ティッシュ詰めたほうが早く止まるだろうに指で留め続ける貝原さんに童貞としてのプライドを見たわっ!)。
じゃあいいです。童貞なのに裏切り者とかそれはそれでものすごくときめくのでこれはこれでおいしいです。
貝原さんの裏切りがこのままで終わるはずがないので更にもう一転することになるのでしょうが、城山についたと見せかけてやっぱり裏切ってなかったー!城山が黒幕だと見抜き敵の懐に入る作戦だったー!貝原さんの忠誠心は山より高かったー!ってんでも、代議士の椅子を餌に新党立ち上げに尽力したものの「そんな話してないよ?キミの勘違いじゃない?」とか言われて放り出され絶望する貝原さんに泰山が手を差し伸べてくれるってんでも、はたまた政界から身を引いてホヤぼーやがいる地元(と予想)に戻って家業を継ぐ(方言で会話する)ってんでも、どう転んだって貝原さん的にはおいしいに決まってるし!。
貝原さんがいつから腹に一物抱えて泰山や翔と接していたかってのはまだハッキリしないけど、前回あたりから口調が粗くなってたのはこれが理由だったんですね。新党設立に目処が立ち、近いうちに袂を分かつことになるからだったのか。
でもまだわからんぞ。「僕の神経も限界ですからね」ってのは入れ替わりによってバカ息子のフォローをしなければならない現状に対してだと思ってたけど、この人たちを欺いてることに対して、という気もするし。
本当に裏切ってたんだとしたら、バカ息子としか思ってなかった翔君が実は本質を見る目がある男で、それは政治家としての素質であり武器であると、それがわかったからこそ貝原さんは泰山の元を離れる決心をしたのかもしれないよね。
いやな言い方だけど貝原さんが求めているのが“権力”なんだとしたら、総理大臣の第一秘書(主席秘書)ってのは結構な力があると思うのね。少なくともペーペーの議員よりはあるだろう。でも肩書としては“秘書”でしかないわけで、やっぱり“代議士”になりたいんだとしたら、翔君を認めてしまった以上武藤泰山の元にいても先はないと、そう考えたのかもしれないなーと。
って、貝原さんの真意についてあれこれ考えを巡らせるんだけど、どうやっても憎めないのよね。憎みたくないんじゃなくて、憎むことができない(できそうにない)。
でもでも高橋一生としては、これまでの童貞秘書としての貌はぜーーーーーーーんぶ偽りで、ほんとうは野望を叶えるためならなんでもするガチ非道で冷酷な男・・・ってんでもいいわけで!まさかラス前にしてこんなにぐっちゃぐちゃな気持ちにさせられるとはっ!!。
それもこれもみんな貝原さんが素敵だからです。翔ちゃんの「さあ、お前の罪を数えろ!」ですら霞んでしまうほど貝原さんが素敵なのが悪いんです!!(指折って罪数える冬島さんはちょっといい人w)。
ていうかこれ、再び「おま罪」をやったことについてフィリップくんがなにかお話してくれるだろうと思ってものすっごく楽しみだったのに、完全スルーでちょっとしょんぼり。
ていうかわたしにとってドラマの副音声=某ウラバラスでして、副音声を聞いてしまったことによってドラマの印象というか視聴スタンスというか、それが根底から覆され全く別のモノになってしまったというトラウマ(笑)があるので本編を3回見て何を聞いても揺るがないと決意したうえで再生したわけですが、よくもわるくもまったりとした普通の副音声で拍子抜け(笑)。
撃たれた泰山(中身翔)が使ってたおばあちゃんの手押し車はエンケンさん発案だとか、天才ハッカーの無駄な動きは身体能力の高いカッキー任せだったとか、新田くんの訛りは圭哉の地を活かしたものだとか(それはいいとしても今回の骨格の変化を伴う変装ってどんだけだよw)、冬島の事務所漁るシーンは深夜の撮影だったからみんなテンションおかしかったとか、伏線に違いないと思ってたやたらと目につく「ムカイ」は単なるスタッフの名前だとか、まさに“裏話”が聞けて楽しかったというか、これぞオーコメ!ってな内容でしたが、くりかえすけどわたしにとって副音声=ウラバラスなんで、物足りなかったというかなんというか、最終回に主役コンビではなく貝原さんとカリヤンを持ってきたからには次回に期待しちゃうんだから!!。