『表参道高校合唱部!』最終話

「両親の離婚」だったら優里亞だって経験してることなのに、いくら乗り越えたこととはいえ優里亞の気持ちお構いなしで自分の(家族の)ことだけうじうじ考えてる真琴にいい感情は抱けないし(一方の優里亞は真琴の背中を押してあげたというのに)、そもそも両親の復縁とかどうでもよすぎるので最終回がコスプレ学芸会かぁ・・・・・・と思ったら、
アンドリューの女装すげーなwww
部長の平泉成(のモノマネ)うめええええええええ!!!!!(笑)
そして堀内敬子の歌声ですよ。もうこれ聴けただけで防波堤での釣り人との会話とかどうやって証言取ってきたんだ!?ってなツッコミとかどうでもよくなるよね。
でもさすがに高校生という多感な時期の少年少女が自分の(友人の)両親の抱擁からのキスを見るのってどうなんだろう・・・とは思ったけど。
でもでもそのあとの真琴に「早く(好きって)言って」と迫る快人の超絶手慣れっぷりからしてキスぐらいなんてことないのだろう。表参道だしな。都会の子こわい。


『合唱』という題材はよかったのに、アプローチの仕方があんまりうまくなかった(わたしの好みではなかった)ってのは印象として残るんだけど、毎回毎回書いてきたことだけど合唱に至るまでの過程でどれほどトンチキな展開やら発言やらがあっても、ゆるーい描写ばかりでも、それでも合唱部が歌ってるのを見ると(聞くと)「まーいっか」と思えてしまったなぁ。
大人チームはともかくとして合唱に関しては正直クオリティとしてはそんなでもなかったと思うんだけど、でも楽しそうに一生懸命歌ってるだけで穏やかな気持ちになっちゃうんだよね。みんなとにかく可愛いし。
当初は高杉くんと泉澤くん目当てでしかなかったけど、合唱部だけでなくいじめっ子の女子も、それから有明先生と瀬山ティーチャーも、校長と教頭も、最終的にみんな愛おしくなった。揃ってクズやろとしか思えなかった真琴両親ですら仲良く大きな古時計歌ってんの見ちゃったらケチつけてんのがバカらしくなったし。
両親の復縁は確実だとして閉校問題は学生のレベルでどうにかできるような話じゃないからどうやってひっくり返すのだろうかと思ってたんだけど、風花が撮ってアップした動画が人気で入学希望者殺到とか全く予想できなかった展開で、でも両親を仲直りさせるために「愛の歌」の楽譜を探すという私的な(自分にしか関わりのない)理由でもってオモコーにやってきた主人公が、自分の目的を果たすことで学校をも救うってのはなかなかうまい落としどころをみつけたなと。まぁ学校を救った最大の功労者は風花だけどw(風花というキャラのフォローとしてもよかった)。


それにしても、このドラマとか以前に放送してたごめんね青春なんかを見ているといよいよ青春ドラマ界に世代交代の波がきてるということを感じさせられるなぁ(くしくも両方ともTBSですね)。ここから誰がどんな役でブレイクするのか楽しみです。