『ど根性ガエル』第9話

ピョン吉のためにパンを作るヒロシとヒロシのために応援曲を奏でようとするピョン吉。校長先生の胸にピョン吉がいることを知らずにピョン吉への想いを語るヒロシとそれを校長先生の胸で泣き声を殺して聞くピョン吉からの、ピョン吉の“跡”が残るTシャツを見てグッと堪えつつ御神輿担ぐヒロシたち・・・ってのは、よくもわるくもこのスタッフらしい空気感だったけど、それ自体は嫌いじゃないけどやっぱりピョン吉でやるのはやめてほしかったわ・・・今更すぎるけど(ていうかピョン吉剥がれかけてるってのに校長先生と京子ちゃんの祖母ちゃんがおもいっきり雑巾絞りしてて、それがトドメになったんじゃないかとしか思えないんだけど・・・・・・)。
ダメ(なところがある)な人間が出会いと別れ(喪失)によってちょっとずつでも何かを得る。変わっていく。そういうことの繰り返しが人生であり、そのなかで自分もまた誰かにとってそういう人間で在れたらいいなと、そういうテーマはいいと思うんだけどね。
まぁとにもかくにもあと1話。最後は笑って終われるといいな。