『サキ』第7話

本当にサキが隼人の血の繋がった実姉だったってのはちょっと驚いたけど、それよりも焼いたシフォンケーキをカットして持っていくことの方が驚いた。例えば職場に持っていくとかお花見とかのレジャーに持っていくとかなら余計な手間を省くためにカットして持ってく方がありがたい(気が利いてる)かなーとは思うけど、あのシチュエーションで箱開けてシフォンケーキカットされてたらちょっと引くけどなぁ・・・。いや、どうでもいいことなんですがw。
てかまだ付き合ってもいない顔見知りの客でしかない相手をいきなり自宅に招き両親に合わせるとかワイン屋の行動も大概おかしいよなw。父親が相手の職場の上司(どころか雇い主)であるなら尚更w。
あと本田さんが本当にリストラ対象になってたってのも驚いた。あれはてっきりいきなり調子に乗り始めた本田さんイジメの一環であの同僚が適当に言ったんだとばかり思ってたもんで。
あとあと隼人は一応事件系雑誌記者のくせにニュース(媒体)見なさすぎな。姉ちゃんのことで頭いっぱいだとしてもそういう習慣がついてりゃ毎朝ニュースチェックぐらいすると思うわけで、つまり隼人は普段からそんな感じだってことだろ。こんな姿勢でも許されてるってあの雑誌も大したことねーんだろうなぁって思えちゃうよなぁ。
で、ようやく往来で倒れた母親を助けてくれなかった者たちに対する復讐か?とサキの動機らしきものが描かれましたが、ターゲットたちが母親を取り囲んでた結構な人垣の中にいたとか“そうと判る形”で母親の死に関わっていたならば今回の回想の中でもうちょいそれらしき描写があると思うんで、それがなかったってことはやっぱハギーたちは母親の死の遠因、例えばターゲットが路上駐車してたせいでプチ渋滞が発生しそのせいで病院到着が遅れ手遅れになってしまったとかさ(以前そんな内容の小説を読んだような)、復讐の理由はそんな感じのことなのかなー。
てかそれよりもわたしはサキの育ての母親の「本当の親子だったらこんなことにはならなかったのに」だっけ?。そんなような発言の方が気になるなぁ。あんまりいいニュアンスじゃなかったってか、サキへの嫌悪みたいなものが感じられたし。普通血の繋がった親子だと思っていたならばあんなこと聞いちゃったら「それなんのこと?」って聞くと思うんだよね。実際はそういうやりとりがあっての家探し(御守発見)だったのかもだけど、見せられた映像から判断するにあの時点でサキも両親とは血の繋がりはないってことを薄々感じてたんじゃないかなーと。何か思い当たるフシがあって、恐らくそれはそれは育ててくれた義理の母親に嫌悪感を抱かれるようなことで、だからこそサキは本当の母親に救いを求め、それなのに目前で死なれてしまったと。そういうことなのかなー。
・・・って、もしそんな『理解できる理由・動機』だったらちょっとガッカリなんですけど^^。


せっかくおひげを剃ったのに息子に先に手を出されてしまった理事長の今後が気になりまくり(笑)。