『anone』第4話

バスの中でセーラー服の少女が思わせぶりに青羽さんの背後に座るカットで前回が終わり、この少女がどんな関わりを持っているのかをはじめ青羽さんの物語は全く予想がつかなかったわけですが、幽霊にも驚いたけど、ていうか、えぇー青羽さんの背景重すぎえぇー・・・・・・・・・。
母親と恐らく最初で最後の「一緒にご飯をつくる」ことを楽しんでいるようだったのに、やれと言われたのは「ここまで」だからと料理を並べ花を花瓶に文字通り“入れた”ところでハイおしまいって、なんかもう・・・内臓ごと身体の中身がぜんぶからっぽになった感じよね・・・・・・。
血が繋がっていても青羽さんと息子はこんな感じだし、血の繋がりがないあのねさんと娘もこんな感じだし、家族ってなんなんだろうなぁ・・・・・・。
とか思ってたら最後に瑛太が出てきて「ええええええええええええええ!??????」。
れいちゃんが自室のドアを開ける瞬間までは、親に愛されなかったハリカに余命宣告を受けた孤独な持本さんに、夫に裏切られ娘に敵視すらされているあのねさんに幽霊の娘と生きる青羽さんが偽札を通して出会い、家族とか血の繋がりとかそんなものはどうでもいい、そんな形も名前もいらない、人間と人間として気が合いお互いを大切に思える相手と一緒にではなくともその人がいるから生きていこうと思う、そんなドラマになるんだなとか思ってたんだけど、そんな温いドラマじゃないないですよね・・・わたしちょっとラクな方向へ逃げようとしちゃったみたいです。ていうかサラッと一千万円ガチの泥棒に持ってかれてるしね。