『仮面ライダーセイバー』第12章「約束の、あの場所で。」

結構な重体に見えた倫太郎が裸包帯で(なんでパジャマとか着せてあげないのだろうかw)エクレア食べられるぐらいの状態だったのはよかったけど、カリバーに独断&単独で剣を向けた自分を庇って倫太郎がそんな状態になってしまったというのに、特になにか新しい策を考えてとか、それこそ倫太郎のように特訓するのでもなく、殺されかけた前回と何ら変わらない状態でもう一度カリバーに立ち向かって殺されましたって、いくらなんでも賢人愚かすぎません?。

そして賢人のために裸包帯にジャケットを肩羽織りしてライオンに乗って倫太郎が駆け付けてくれたときはまだ日も高いように見えたのに、その場は「賢人のところへ行くのは飛羽真くんじゃなきゃダメなんです!」と訴える倫太郎に任せて賢人のもとへ駆けつけたら日はどっぷり暮れてて瀕死の賢人は死にましたって主人公アホすぎません?。
画作りとして「暗闇のなか賢人の名を叫ぶ飛羽真」でいきたいのはわかるし、この時期(の設定かどうか知らんけど)日が暮れるのは早いから賢人がやられてから飛羽真が駆け付けるまで1時間未満だったのだろうとも思うことはできるけど、流れとしてはアホやんとしか思わない。

倫太郎の例もあることだし意識失っただけで賢人は死んでないだろうけど(貴利矢さんの例もあるんで(確かあれも12話じゃなかった?)死んじゃった可能性もなくはないけど、貴利矢さんと違ってこの流れで死んだらあまりにも無意味すぎるからね・・・)、周囲からの注意を無視したうえでの自業自得で自爆しても反省というか心変わりしそうな感じが皆無なんで復帰したらまた同じことするだろとしか思えない。
ていうかいつの間にか「賢人の父は死んだ」ってなことになってるけど、そんな描写ありましたっけ?。前回カリバーが「裏切り者だから俺が斬った」的なことを言ったような記憶がぼんやりあるけど、それで確定ってことなの?。わたしにしてみりゃなんで「敵」の言うことをアッサリ信じちゃうの?と思うんだけど。

ていうか上條は今回名前が判明した「ルナ」という少女の父親で、賢人父の裏切りによって15年前のワンダーワールドと世界が繋がってしまったときに“向こう”へ飛ばされてしまった娘を助けるために今度は自分の手でもう一度ワンダーワールドと世界を繋げようとしてるんじゃないか?と予想してるんで、「ワンダーワールドと世界を繋げる」ためにメギドと協働してはいるけどその目的は違うってことだと思うのよね。となると、じゃあ15年前に同じことをした(しようとした)賢人父の目的はなんだったんだ?ということになるわけで、やっぱり賢人父はそれこそ“向こう”で生きてるんじゃないか?。そしたらこんどは「なんでだよ父さん!?」って賢人がまた暴走するんだろうなと。