『サキ』最終話

そういうこったろうなとは思ってましたが、(サキさんから見た)罪と罰のバランス悪すぎねえ!??w。てっきり母親の死への“関わり方”によって罰の重さが違うのかと思ったんだけどなー。
いや、サキさんは全て直接手を下したわけではなくスイッチを押しただけ(お膳立てをしただけ)であって最終的な判断は相手任せなわけで、だからそういう意味では確実に“有罪”であろう理事長(とかずくん)がこの程度で済んだ(済まされた)ってのは理事長自身が持つ運の強さとかそういう話なのかもしれませんが、揃いも揃って『救急車の進路妨害』というなんの捻りもない理由だった三人が二人死んで一人は逮捕されて人生終わりなのに対し、受け入れるはずの救急車を100%私情、それも万引きして逃げる途中スっ転んで怪我した息子の治療なんてものを優先させた理事長は家族も家も失ったけど命はあるし病院もあるから立ち直ろうと思えば立ち直れるだろうし、直接の原因というならば最も罪が重いであろうかずくんは愛した女に「馬鹿」と言われ失恋するだけで済んだとか、ドラマとしてどうなんよ^^。
つーか最後の最後でマイヤーさんとの繋がりを思わせる描写があったけど、1年後でもうすぐ産まれるってことはこの後数か月で高知と出会い(もともと知り合いだったかもだけど)結婚・妊娠ってことになったわけですよね?。うーーーん・・・それが「サキさん」だと思うとちょっと違和感。せめて3年後ぐらいならわかるかもだけど、これだけのことしておいてその後速攻男作って妊娠したとかちょっとなぁ・・・。生い立ちから現在に至るまでとても幸せとは言えない人生を歩いてきたサキさんなので母親のことに決着をつけたことで「幸せ」「家族」を自分の手で掴みたいと願ったところへ高知がいたのでこれ幸いってことかもだけど、それにしたって切り替え早すぎっすよサキさん^^。
最終回最大のナゾは1年後の隼人がオサレカフェの取材してたことね(笑)。ニュース雑誌にだって1ページぐらいそういう情報載ってるだろうから別にいいけどさー、“その後”を描くんだったら張り込みしてる姿とかでよかっただろうになぜオサレカフェの取材よと(笑)。
・・・てかその背後で和やかにお茶してる二人組の凄まじいまでの浮きっぷりよ(笑)。あの二人は“そういう関係”なんですよねわかります(笑)。