『最高の離婚』第7話

前回の感想で淳之介くんは家族と一緒に暮らしてくれる女を見つけて幸せになって欲しいなと書きましたが、今回も同じことを言います。
どうか淳之介くんが気立てがよくて強くて優しい素敵な女性と出会えますように。
「クソばばあ!」「クソガキ!」って言いあったあとの我慢笑顔が最高に切なくて、最っっっ高に可愛かった。
結夏さんのために、結夏さんの気持ちの負担を少しでも軽くするために、クソばばあって憎まれ口叩いてあげて、そんで潔く諦めて結夏さんに背を向けバイクを押して小走りする淳之介くんの背中が明らかに泣いててさぁ。
窪田くんに対してもう何度言ったかわかんないけどほんっとに巧いなこの人と唸ったわ。淳之介の泣き顔をあえて映さない演出もよかった。
で、淳之介くんが“イイ奴”であるからこそ、そんな淳之介くんがプロポーズした結夏の“良さ”がまた引き立つわけですよ。自分の役を通してそれが男であれ女であれ相手が演じている役のそれまで見えなかった一面や素顔、そういうものを自分が演じてる役を通して、自分の演技を介すことで間接的に引き出すのが当て馬の仕事だとわたしは思うのですが、その点窪田くんの淳之介は最高の仕事をしたよ。