ルドビコ★Vol.2『義経―YOSHITSUNE―』@シアターアプル

元気とチンペ(マンペとセットで)というなぜか最近気になって仕方がないお気に入りの二人が出てるってのに途中で飽きた。まじ飽きた。一瞬寝た。てか長い!クソ長い!!19時開演で15分休憩挟んで終わったの10時間際だったもん。話としては面白いんだろうなぁとは思うんだけど正直ダレた。人数も多いし、もう少し(全体的に)スリムにして欲しかった。あとミュキャスは全員、主演の元気でさえも言ってしまえば客寄せパンダ的扱いだったと思うんだけど、五条大橋を挟んで妖怪たちと対峙するシーンが多いのは物語の展開上当然のことなんだけど、橋の向こう(ステージ奥)に妖怪たちがいて、元気義経たちは橋の手前(ステージ前方)でステージの奥を見てることが多かったのね。つまり客席に背中向けてる時間がけっこうあったの。客寄せパンダの顔見せなくてどうすんのさと。これほんと不満だった。それと、一応元気演じる遮那王改め義経が主人公ということなんだろうけど、終わってみれば義経(とヒロインポジの静)よりも義経の身代わりとして生きた女・桜と義経の幼馴染であり桜を愛するTakuya演じた吉次の方が印象に残るどころかメインに思えたからビックリしたわ。あとから桜を演じた人が脚本を書いたと知って、ああそういうことね・・・と納得したんだけどw。
というわけで、各キャストの感想です。
まず主演の元気はナイスコスプレ!赤也はワカメ野郎だしWAは元気のくせにシャレオツすぎたから今回の白い和装束+ロングポニテ義経・元気はとてもいいコスプレ具合!!髪伸ばしてたのがようやく生きたねw。あと相手役の静(御前)役の女優さんがとても小っちゃかったもんで身長差が結構あってモエたわー!元気が低い方の身長差モエは多々あれどw、元気が高い方で身長差モエができるだなんてねー。それだけでもいい舞台だったと思うわw。前半は若殿っぽさを出そうとしたんだかわかりませんが元気にしては抑え目の演技だったんだけど、比べちゃいけないとは思いながらもやはり思う、某新橋で活動中の義経様と比べると動きと気品が・・・・・・・・・比べるほうが間違ってるのは承知してますけどね、それでも比べたくなっちゃうんだもん><元気って身体固いんだっけ?殺陣頑張ってはいたんだけど、一つ一つの動きが小さいのね。遮那王ってか牛若丸って動きが機敏でまるで猿のように身軽に飛び回るってイメージがあったんだけど、元気の牛若丸は最小限の動きで敵の刀をかわすって感じなの。躍動感ゼロw。でも「若」って呼ばれてるのはモエた。全力でモエたw。あと下々の者とか静に対しての「ん?」とか「どうした?」とか、ちょっとした声掛けの声音がイイ!すごくイイ!!そん時首をちょっとかしげ気味にするのもすこぶるいいわー。後半はガンガン叫びまくるからいつもの元気w。叫ぶ元気は鉄板なんで問題なしw。でも静に対する淡い恋心と桜に対する感情の違いがわからないのはどうかと。静の前で自分のことを想って犠牲になってくれた桜の形見である刀をぎゅっと抱きしめて「さくらああああああああああっ」てその名を絶叫したかと思ったら、その直後に静に「俺についてきてくれ」ってプロポーズするもんだから、ちょwww桜かわいそうwwwwwって心のなかでつっこんだw。この鈍感若様がっ☆。話の流れ的に、元気・義経が桜に対して抱いてる気持ちは部下に対する親愛の情だったり影武者を勤めてくれてることに対する感謝の念だったり、あと同志的なものなんだろうなってことは分かるんだけど、崩れ落ちた城に愛する桜の身体を残してまで義経の元に吉次が届けた刀に込められた想いと、義経につけてもらった桜という名を呼んでやってくれと言った吉次の言葉の裏にある想いを分かっての「さくらあああああああああっ」だったのかなーと思うんだよな。分かってたらそのあと即他の女にプロポーズとかするかなーとw。まぁそこらへんは脚本がそうなんだろうから仕方ないんだけど、その静に対する気持ちってのもそれまでの間で特別な好意を抱いてるような感じがしなかったのよ。自分のせいで視力を失ってしまった静に対する贖罪の気持ちから身請けするってことなら納得だけどw。元気は怒り以外の感情表現をもっと勉強してほしいわ。怒りは完璧だから。白哉兄様こと林修司くん演じる紫鬼王との一対一の殺陣はすごく良かった。この場面はほんと元気が頑張ったと思うわ。てかこの場面って、紫鬼王の妖術だか迫力だかのせいで義経以外の人間たちはみんな動くことができずにただ二人の戦いを見守っているしかないってシーンで、固まってる設定だからずーっと同じカッコしてなきゃならないんだけど、チンペはかなりの勢いでボケーッとしてたわw。

というわけでわたしのお目当てチンペです。チンペかわいいちょうかわいい。桃城のときは全く思わなかったのに終わったら可愛くてたまらなくなるってどういうことなんだろ?逆マジック?。茶色と臙脂の中間色のラメ地の着物にベージュっぽい袴で首に着物と同系色のボリュームあるスカーフ巻いてちょんまげ姿だったんだけど、ちょうお似合いちょうかわいい。そんでもってインテリナルシストキャラなのwww。なんか口調とか表情がレツっぽいのw。シュレーディンガーの猫の話にこだわる三郎たん(チンペの役名)キャワ☆刀を鏡に見立てて髪型整える三郎たんキャワワ☆三郎たんはTakuya演じる吉次といがみ合うというかちょこちょこ言い合いとかつっつき合いしてて、それもキャワだったわー。そうそう、キャワと言えば、三郎たんと豊田演じる忠信は共に殿が大好きなんだけどね、殿は誰の事が一番好きなのか?って二人が言い争う場面があったのよw。二人しかいないんだから“誰が”というか“どっちが”の間違いなんだけどねw。で、「誰だと思う?」と部下というよりも幼馴染ポジションだから中立の立場に立つ吉次に聞いて「セクシーな人が好きだって言ってた」と言われた二人はのりのりでセクシーポーズし始めるのよw。豊田は着物の胸元をガバっと開いて乳首見せ寸前www、チンペは床に足を投げ出すお姉さん座りして悩ましげな顔作ってんのwww。結局親指くわえて“欲しいの”顔したTakuyaが一番セクシーってオチだったんだけど、三人ともカワユスwww。てか豊田色白っ!!!聖子ちゃんかと思うほど美しいデコルテだったんだけど・・・。

そんな豊田はひよこ色の柄着物にモスグリーンの袴(だったかな・・・)に臙脂色の紐状のベルト(帯?)と首巻(仮面ライダー風)をお揃いで巻いてた。豊田は天才鍛冶師であるおもしろ兄さんの弟役で、結構歳の離れた兄弟の末っ子設定なんじゃないかと思うんだけど、兄ちゃんから「可愛い可愛い〜」言われる役で、そうかぁ?????って真顔で疑問を投げかけてみるよw。セリフ回しが結構早口だったんで聞き取れない箇所がいくつかあったんだけど、まぁまぁ頑張ってたかなと。

Takuyaは一番いい役だった。チンペと豊田がちょんまげなのに対してTakuyaだけは地毛のまんまでサイドをコーンロウっぽくしたスタイルだし、ブルーの着物にグレーっぽい袴の片足の裾をブーツイン(よくパンツの片足だけ上げてふくらはぎだしてる男子いるじゃん。あの感じ)して腰にチェーンベルト装着とビジュアルも目立つし、義経の幼馴染で結構適当というかちゃらんぽらんっぽい男なんだけど実は男気があって桜のことを一途に愛してて、折にふれて桜に気持ちを伝えようとするんだけど伝わらなくて、ダークサイドに堕ちそうになった桜を桜に頼まれた通りギリギリのところで斬って引き戻す辛い役目を果たしたのに結局桜は自らの内に巣食う悪を滅ぼすために自害を選び、死に逝く桜を引きとめようと必死で「桜を一緒に見に行こう」って語りかけるんだけど、愛する桜の口から出るのは若様・義経のことばかり・・・というめちゃめちゃいい役。桜を抱きかかえながら絶叫するシーンはかなりの熱演だったし、Takuyaはすごくよかったと思う。あ、そうだ!よかったといえば、OPで義経以下人間チーム全員での群舞があったんだけど、このメンツの中だとやっぱTakuyaうまいわ。1人だけそれっぽかったw。てか和装で群舞ちょうモエス!!!裾が絡まらないように必死で踊るちんぺげきモエ!!

ミュキャスの中で一番カッコよかったのは妖怪チームのワシーw。黄色い頭をツンツン立てて、極彩色の派手な柄着物着て長い得物振り回して強いのね。で、喋るとカタコトw。素敵すぎるw。てか渡されたキャスト表の裏に出演者の今後の予定が載ってたんだけど、ワシーのとこ“「テニスの王子様」(Live) 「テニスの王子様」(樺地崇弘役)公演”て書いてあったんだけど!!!!!!!!!樺地続投キタコレ!?

ミュキャスじゃないんだけど、一番素敵だったのは白哉兄様こと林くんでした。銀髪に紫の着物にゴールドとブラックの格子柄の襟巻きしてんの!ちょう素敵!林くんの役は妖怪の王様・紫鬼王なんだけど、義経に追い詰められて義経の兄である頼朝に憑いてると騙そうとするだけでなく、実際に頼朝様としても登場するので一粒で二度美味しいw。頼朝様姿もグーですよグー。白哉兄様の時はどこか抜けてるというかちょっと頼りない感じすらするんだけどw、ホームグラウンドだとめちゃめちゃ堂々としてんのなwww。物販でルドビコ生写真(林修司入り、中身はランダム)っての売っててちょっとビビッた。何種類買えば林くん写真コンプできるの!?そもそも全何種なの!?!?ってw。世の中にはいろんな商売があるんだねー・・・ジャニとかまだ可愛いもんだわ。


可愛い元気とチンペのためにDVD買う気マンマンなんだけど、バクステとか入ってんのかなぁ。