『大豆田とわ子と三人の元夫』最終話

唄のイマジナリー彼氏だったらどうしよう・・・と心配していた「西園寺君」が実在していたのはいいけど何様だよオマエ!?と言いたくなるようなヤツだったことと、斉藤工が逮捕されたことと、とわ子の4度目の結婚相手となるのでは!?とそわそわしていた竹財くんが「10人中9人が好きになっちゃう。僕は残りの1人だけど。女として全然興味持てないし」と爽やかに酷いことを言うキャラであることが明らかになった最終回でした。あんなににこやかかつ堂々と「女扱いできないよねー」とか言われちゃったらあんな顔になるしかねーよなww。

そして明らかになってしまったとわ子の母親の恋。やはりここで「手紙」を出してくるかよ坂元裕二

訪ねてきた「(昔の)恋人の娘と孫」に対して気負うことなくサラッとああいう形で林檎を出してもてなすというただそれだけで、「マーさん」という人を解ったかのごとき気持ちになってしまう(そうさせる)あたり、実ににくい。
からの、父親と娘の会話がね、巧かったよね。あらゆる意味で、なにもかもが巧い。
網戸に始まったドラマなので網戸で終わるだろうとは思ってたけど、そうか網戸はそうきたか。


というわけで。


他人がどう思おうとも、社会からどう扱われようとも、わたしはわたしなんで、わたしこれでも幸せなんで、だから大丈夫です。

と「思える」ではなく「思う」ためのなにかを、このドラマからわたしはもらいました。
クロワッサンのほとんど食べこぼすけど、わたしにとっての幸せをこれからも貪欲に求めていきたい。


ありがとう大豆田とわ子と三人の元夫!。