『初恋の悪魔』第5話

中身がないなりに(ないことを)楽しんでたマーヤのヴェールがなくなり「本筋」だけになったことで、一気に「面白さ」の質が変わったなー。
ヤスケンと英明さんというなんだかわからん存在がいよいよ本格的に物語に押し入ってきたことで本命の「謎解き」が始まった感。
とはいえその「謎」が「馬淵朝陽の死の真相」のことだと思っていて大丈夫ですか?という疑問はあるんだけど。

それはさておき(摘木星砂の「多重人格」は朝陽の件と直結してると思われるので「さておき」ではないのだけれども)男女混合グループのなかで“カップル”ができてしまえばそれはグループの崩壊もしくは泥沼の始まり、というのがわたしの持論なので、悠日と星砂がくっついたことで今回の「熱唱CHE.R.RY」が4人の「友達」としての(関係性の)卒業式のような、お別れ会のような、そういう意味合いなのかななどと思ってたんだけど、え?鹿浜さんと摘木星砂も接近しちゃうの?悠日と鹿浜さんそれぞれが異なる人格の「摘木星砂」と付き合う、なんて展開になるんです?。

「大豆田とわ子と三人の元夫」という関係性もわりと爛れてんな・・・と思ったもんですが、だとしたらこっちはさらにエグいんだけど坂元さんの深化がどこまでいくのか恐ろしい・・・・・・。