『スミカスミレ』第6話

すみれ(澄)が真白くんに生気を与え回復させ、自分に何が起きたのか、本当の姿で真白くんと向き合い正直に打ち明けお別れしたところでいよいよ黎さんとの話になるのかと思いきや、実は澄が子供の頃からずっと見守ってた黎さんは「貴女の幸せな笑顔が見たかった」と再び澄に生気を与え、そして姿を消した・・・ってところまでは「あーん黎さんすてきすてきー!黒猫姿でも素敵―!」だったのに、え?五年後・・・・・・?。
まさかそんな展開になるというかそんなに長いスパンで描くドラマだとは思ってなかったんで、置いてけぼり感ハンパねー。
こんな展開になるなら黎と同じ化け猫である(黎と同じことが出来るのではないか?と思える)雪白を出した意味って一体って感じだし、それを言うなら住職と息子はなんのために存在してんだって話よ。
そんでなに?五年後に偶然合コンで再会した真白くんは変わらず若くて可愛いスミレを見てやっぱり好きだーってなって、モロモロ事情をわかったうえでプロポーズしますってな話になるわけ?。それはちょっと・・・萎えるわ。
好きになった相手が実は化け猫の力で若返ってた65歳のおばあちゃんで、自分のために若返りに必要な力を使ったせいでもう若返ることができなくなりましたと。だからもうお別れしましょう。なんて話を受け入れるどころか理解することだって難しいと思うから、再び若返りましたとはいえ留学して距離を置きますという判断はいいと思う。自分の命を救ってくれたことも含めそんな話を聞かされて、驚きと戸惑いを見せこそすれ嫌悪感とか恐怖心とかさ、そういうものはないっぽい真白くんはやっぱりいいひとだと思えたし、お互いの幸せを願いつつ笑顔で別れるってのは65歳の女が人生やり直す話の結末としては悪くないオチだと思ったの(本当のことを話して別れて泣く澄は傲慢というか、やっぱ女なんだなーとは思ったけど。こんな突拍子もない話を聞かされる真白くんの気持ちよりも大好きな真白くんとお別れしなきゃならない自分を憐れむ気持ちとか、真白くんの命を救い本当のことを話した満足感とか、自分の都合を優先してるもん)。だから真白くんとの恋はここで終わらせたほうがよかったなー。
真白くんがすみれが本当は澄で66歳になったばかりという現実、いや真実か、を受け入れるために五年という時間が必要だった・・・ってことなら、五年かけてようやく本当は澄であることも含めてすみれを愛し幸せにする決意と自覚と自信をつけて戻ってきましたっつって迎えにくるならまだしも、予告を見る限りではそうじゃないっぽいし、途中まではよかったのになーってなことになりそうな気配・・・
って、予告に黎さんいたーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!。
これまでは明治っぽい佇まいだった黎さんが現代のエリートっぽくなってて、この五年間で黎さんに何があったのか気になるううううう!(とりあえず黎さんが素敵ならそれだけで充分ですw)。