『怪盗 山猫』第9話

山猫と関本の関係(過去)、山猫とユウキテンメイの関係が明らかになったことで一気に視界が開けたというか、パズルのピースがばしばし嵌っていくような感覚は気持ちよかったし(真央を虐めてた女子高生が実は2年ダブってたという衝撃の事実wとともに山猫の手助けしてくれるってのは予想できなくてびっくり&いい展開だったなー)、サイコパスなのかどうかは別として、勝村改めカメレオンに山猫に対する特別な感情があるってのも展開として面白くはあるんだけど、はぁーーーーーーーーーーーナリ様・・・・・・・・・。
やっぱりさー、やっぱり恍惚とした表情で山猫のことを語る一方で女に対しては容赦ない(真央をソファに突き飛ばしたのとか手加減なしだったもんね)ナリ様とか最高なのよ。ほんっとカッコいい。ヘタレ勝村も可愛かったけどやっぱりカメレオンになってからのナリ様のほうが断然魅力的なんだよね。でも魅力的であればあるほど傷口に塩ぶっかけられてる感じがする。
山猫のみならず里佳子と真央もトドメ刺さずに(運が良ければ助かるかもという余地を与えた)おいたところに希望があるのか、それともそれもまたカメレオン流の愉しみ方なのか、そういうことも含めて裏切り者のナリ様が素敵であればあるほど哀しみもまた大きいわけで・・・。
ていうかこの流れであのプレゼント告知はひどくねえ!??ひどいよねえ!??。
それはそうとして、欧州で日本人スパイを養成するってな計画が立てられ、それを逆手にとってWスパイにすべくユウキテンメイがその話に乗ったってのはいいんだけど、そのための繋ぎ要員はSP=公務員である関本よりも秘書である藤堂のほうが立場的には適してるだろうに、そうしなかったのは藤堂じゃ無理だと判断されたからなのかなぁ・・・。表の仕事は藤堂が支え裏の仕事は関本が支えてるってなことなのかな?とも思ったけど、でもウロボロスと関係してたわけだから表の仕事しかしてないってことはないもんねぇ。ユウキテンメイにとっても、このドラマにとっても、結局藤堂という男は駒以外のナニモノでもなかったということか。
あと、スパイ養成所で最後まで残った三人のうち、一人は山猫でもう一人はセシリア姉だったってのはうまいこと因縁づけたなーと思ったんだけど、残りの一人は今どこで何してんだ?。セシリアは任務の前に妹に会いに行こうとしたせいで処分されて、山猫はWスパイであることがバレたから切られたってな話だったよね?。今もスパイとして運用されているってんならそれでもかまわないけど、だとしたら今回の過去説明話の中でそれに触れるんじゃないかと思うのよね。ということは、この残りの一人が最終回のジョーカーになることも考えられるかなーと。でも性別は男で山猫や勝村と同年齢となると該当する人物がいないのよね。豪太が生きてれば豪太で決まりだったけど。