『なぞの転校生』#10

ムー君たちがシャボン玉で遊んでるのを日傘片手に微笑みながら眺める典夫の儚さといったら・・・・・・・・・っ!!
宙をふわふわと飛ぶシャボン玉を目で追いながら典夫は何を考えていたんだろうなぁ・・・。わたしは奏多くん素敵えぐっ・・・奏多くん美しいえぐっ・・・と興奮と感動のあまり悶え泣きしてました。俺マジ汚物。
姫たちがシャボン玉に興じている一方で、自分たちのアイデンティカを目撃し、そのアイデンティカが幸せそうであったことで「あったかもしれない別の生き方」を具体的に想像してしまったせいなのかなぁ?傘もささずに肩を寄せ合うアゼガミとスズシロが切なくて、残された少ない時間をどう生きるのか、そんな残酷な運命の象徴が「シャボン玉」なのかなーって、そして彼らのいたD8世界にシャボン玉はなく、そしてこんなにも穏やかで暖かで美しい光景、世界はないってことなんだよね。その対比、その映像ははまさに岩井俊二の世界だった。奏多くんがドハマリするのは言わずもがなだけど中野裕太も良すぎる。
芋焼酎(このセレクトがまたいいわw)呑むアゼガミの爆発の中で王妃がしてきたこと、(アゼガミ(たち)の目から見た)王妃がどういう人間であるかを説明したのも展開として上手かったし。
あー!あと冴木と典夫が「おっぱい揉め!」と才蔵に言ったらしい女子が生きててってか一緒にいてホッとしたわー。まぁ冴木人間変わってたけどw。