『家族法廷』第1話「父親失格」

なんてすばらしい京三PV・・・・・・っ!!!。
家族全員からめんどくさい奴扱いされてたり、仲違いする二人の娘をなんとかしようと画策するも思い通りにいかなくて「・・・あ」とか「・・・んなっ!」とか驚いたり、ていうかこそこそその様子を伺う京三が可愛いのなんのって!!。挙句妻の浮気疑惑が発覚して涙目で落ち込む京三がキュンキュンすぎる!!!。
100%セットでの撮影だし脚本も演出もまさに舞台っぽい作りになってるんで、舞台に触れたことがない人は違和感を覚える作りだなぁ・・・と思ったんだけど、逆に舞台を見てる人は実際目の前で演じてるような気分になれるというか、妙なリアル感があってなかなか面白い。父親としてはダメダメな京三を家政婦・ミムラがひそかに支え(手伝い)ながら家族の問題を一つづつ解決していくといったテイストのドラマのようですが、飲食店の雇われ店長(長女)とアパレル会社の社員(次女)と広告会社の社員(末っ子長男)と多分普通のサラリーマン(長女の夫)と裁判官(京三)が日中全員勢ぞろいしてる時点でおかしいしさ(休日は全員家にいないという始まりなのに)、そういう意味では不自然みたいなものを感じるかもだけど、ドラマではなく舞台を見てるつもりで見ればわたしはアリだなと。長女(松永玲子さん)と次女(岩崎ひろみさん)なんて完全に舞台演技だしね。てかそのせいでミムラが浮いてるんだけど、でもその“浮き感”が家族ではない“異物”としての存在感に繋がってて、いい方向に作用してると思う。なにやらミムラにも秘密というか抱えてる問題があるようなんで、これ間違いなく京三が力になる展開が待ってるのよね!。楽しみだなー。
末っ子長男えぐざいるさんは姉ちゃんの子供がテーブルに着くときにさりげなく椅子を引いてあげるのがいい感じでしたw。演出かもだけどこういう細かい動きですくすく育った気のいい兄ちゃんなんだろうなーって伝わってくるよね。あとモテそう(笑)。左利きのようで、お茶碗とお味噌汁椀をちゃんと右手の方に置いてるのもよかったと思う。作りからして食卓シーンは頻繁に出てくると思うんだけど、こういうディテールって大事よね。