『若者たち2014』第3話

ああ・・・・・・三男(の劇団がやるの)つかこうへいか・・・・・・。
わたしの中にあるこのドラマに対するもやもやっとするものの理由がわかった気がする・・・。


それはそうとして。
長男と次男の間にある確執の理由=10年前が、父親の死が単なる事故死ではなく会社が安全管理を怠ったせいであり、長男はそれを知りながらその会社に就職する道を選んだ・・・ってなことであるとサクっと明かされたわけですが、長男の言い分次男以下の言い分どっちが正しいとか理解できるとかそういうこと以前にさ、10年前当時長女は15歳で中2か中3、三男は13歳で中1か中2、四男は8歳で小学生だったわけだよね?。上の高校生二人はともかく義務教育中の子供が三人もいるわけだから行政が何らかの手を差し伸べてくれるもんじゃないの?。高校生の長男がいきなり学校辞めて働いて弟たちを育てなきゃならないなんてことにはならないと思うんだけど。この平成の世の中で。
しかも社長のとってつけたような露悪っぷりなにあれ?。さすがに仕事中じゃないにせよまだ外思いっきり明るい時分からウイスキーをロックでがばがば呑んで足元ふらつかせてるとかこれまでそんな人間であるような描写なかったよね?。一応嫁が不在だからって言い訳してたけど、社長が普段からこんな人間で、それでも10年間家族のために耐えてきたってんなら今回も耐えろよと。弟が犯罪者であることは事実だろ?。自分のことは何言われてもいいけど弟を悪く言うのは許せねえってな定番台詞はいいとして、てことは長男は10年もの間親父を殺したも同然の人間(会社)に何言われようが我慢してきたわけだよね。家族のために。その大事な家族への侮辱は聞き捨てならないとドロップキックって、家族のために耐え続けたおまえの10年間は“こんなこと”でパーにできるような時間だったのか?としか思えんわ。そういう話じゃないってか、大事なのはソコじゃないってことはわかるよ?。だけどこんな現実味のない「真実」見せられて兄ちゃん頑張ってきたんだな弟に「あさ兄」って呼んでもらえてよかったな・・・なんて思えるか?。父親の事故死の背後にあったことと兄の選択がショックだったとしてもそこで兄に対し「共犯者」などと言わせておきながらその弟たちを「立派に育てられたんですね」って笑わせんな。
つーかデキ婚して妻子を「絶対幸せにする」つもりはいいけどお前中卒だろ?このご時世中卒がどんな仕事できると思ってんの?と。次男も次男で詐欺った相手の娘から畑手伝えと言われてたけどその畑とやらが「農業」ってことなら農業ナメんなよって話だろ。登場人物みんな人生舐めすぎてて何を描こうとしてんだかさっぱりわからない。
つまぶと瑛太の相性は思ったよりも悪くないし(回を重ねるごとに合ってきてると思う。事務所でつまぶの足引っかける瑛太さんとか気持ちいいほど息合ってるように見えたし)、役者目当てとしては見続けたいとは思うんだけど・・・。
何が言いたいかというと、ケーシー姿の馬場さん不足です。