『ホカベン』

DVだけならともかくあんな幼い子が父親から性的暴力受けてるとかいくらなんでも重過ぎる・・・掴みだからとパンチ効いた案件を持ってきたのかなーと思いきや少なくとも2話以降も引っ張るみたいだし。重くてどうしようもない話は嫌いじゃないからそれはそれでいいとしても、そのために奔走するのが上戸さんって・・・。人の人生かかってんだぜ?って思っちゃう。あの顔であの声であの口でキーキー正論を振りかざされてもイライラするだけなんだよな。頭悪いってか要領悪いなこの子・・・って思わせるのは頭デッカチな新人弁護士としての狙い通りなんだろうけど、勉強はできるんだけど頭悪いよねーじゃなくて心底頭悪そうに見えるんだけど。なんでも原作は上戸さんの役は男だそうで、同じことを言うにしても女が言うとヒステリックに聞こえるところあるからね・・・。
あと一輝も悪い一輝ではないんだけど、上戸さんと食い合わせが悪いのかなぁ・・・。感じ悪い男なんだけどでもそこが魅力的ってんじゃなくて、単なる感じ悪い男にしか見えないのがとても不満。過去に弁護を失敗したとかなんかあるんだろうけど、上戸さんに手を差し伸べようとするのが中途半端なんだよな。ど新人に案件任せたら思わぬ大事になっちゃって、自分のセクションの責任問題になりそうだから出張ったってんなら素敵だけど、だとしたらわざわざ上戸さんを走って追いかけて引っ叩いたりなんかしないでさっさと上戸さんの手から案件とりあげて片付けそうだしなぁ。戸田さんに「偽善者」って言われてたから単純なツンデレってわけでもないんだろうけど、初日の挨拶聞いただけであの子がどれだけ甘っちょろい理想抱いてるかわかるじゃない、そんな子にいくら仕事の厳しさを教えるためとはいえ人の人生左右する仕事を1人でやらせてフォローしないってのがなぁ・・・せめて影で進行具合を確認してるシーンでもあればよかったかなと思うんだけど。一輝を謎の人物として描きたいんだろうけど、今んとこそれが成功というか魅力に繋がる気配は感じない。これが一輝と戸田さんとりょうがくりひろげる法廷(法律事務所)を舞台にしたラブサスペンスだったら全力で見るのになぁ。一輝が戸田さんとりょうを二股かけてるとかだったら、ついでに依頼人ともすぐ寝ちゃうとかだったら死ぬ気で見るのにw。
シゲの役も特に必要だとも思えないわ。それほど出来そうな感じにも見えないけどりょうの下に付けてもらえるってことは将来を有望視されてるってことなのか?
ところで、殺人未遂になった時点であのでっかい法律事務所のそれ専門の部署が引き継ぐんじゃねーの?新人弁護士接見しながら号泣してたよ?w。あと母親のところに旦那が依頼した弁護士事務所の人?警察?よくわかんなかったんだけど人がわーって来て人身保護請求の礼状見せて娘連れてくとかありえるの?母親ポカーンてしてたけど、母親の言い分一切聞かずに連れてっちゃえるものなの?先に請求出したもん勝ちってことなの?新人弁護士がカウンセラー気取って説得しようとしてる間に先手打たれたってことなんだろうなーとは理解できたけど・・・。これ言っちゃおしまいなのかもしれないけど、上戸さん演じるあの子はもっと小っちゃくて一つ一つの案件に親身に取り組んであげられる街の法律事務所に入ったほうがいいんじゃないかな。見るからにあんなデカイ事務所向いてなさそうだもん。

そいえば今気がついたけど、上戸さんとシゲって直とハセケンじゃん。あれから何年経ったんだ?上戸さんが主役張れる存在になるのは想像できたけど、シゲが上戸さんの相手役(ですよねいちおう・・・)として今も共演できるまで残り続けてるだなんてねぇ・・・ちょっとしみじみしたわw。


DV描写はする側もされる側も迫真の演技で恐怖心とともに嫌悪感をもりもり感じたんだけど、DVを売りにした某ドラマもこれぐらい頑張れよと思いました。少なくとも鼻血だせよと。顔腫らせよと。