『絶対零度〜未解決事件特命捜査〜」

あんまり期待してなかったせいか、結構見られた・・・気がする。面白かったとはっきり言い切れないところで微妙なニュアンスが伝わればと思いますw。さほど気合いれて見てたわけじゃなかったせいだとは思いますが、3億円事件が当時なぜ未解決だったのかよくわからなかったし(初動捜査をミスったってだけ?)、それを今解決できた理由ってか上戸さんが解決のためにどんな働きをしたのかってところがイマイチよくわからなかったです。木村了くん(最初上地かと思ったw)がネットにアップされてた映像から現代の最新技術を駆使して撮影場所の割り出しと真犯人の声紋データの抽出に成功したってのは真犯人を落とすための「証拠」であってそれは直接上戸さんのヒラメキってか共感能力?には関係なかったわけですよね?。科学的なことをやってるように見えるものの実は非科学的なところでいつのまにか事件が解決しちゃってた・・・って感じだったな。たまたま知ってしまった横領の事実をネタにレイプした上に横領した金を横から掻っ攫おうと考える時点で“普通の行員”とは言えないもののそれでもまぁ表向きは普通の一般人であったであろうオッサンが拳銃を入手しただけでなく冷静に射殺してたってのもポカーンだったし。恐らく主題はそこではないのでしょうが「未解決事件を解決する」という作りを取っている以上、事件そのものもある程度のクオリティを求めたいんだけどなぁ。
上戸さんは相変わらずの見るからに馬鹿(褒めてます!これは上戸さん最大の魅力だと思うので!)ですが、今回の役はそれなりに自分の立場を弁えてる馬鹿であり、正義感の暴走っぷりも今のところは許せる範囲内かつ“刑事”なのでその行動に社会的理由があるので心穏やかに見ていられるなぁ(笑)。それに周囲の同僚たちも分りやすい設定のわりにはさほど押し付けがましくないし(宮迫だけは存在そのものがうっとおしいけどw)、新人イジメ女イジメがそこまでネチネチとしてなさそうだし、その点も心穏やか。見ながらBOSSを思い出したんだけど、紗弥加姐さん演じる役は「元プロファイラー」とか言ってたし、BOSSほどじゃないにしてもみんなそれぞれ特技というか専門分野的なものを持ってるって設定なのかな?。で、昔の事件が原因でどうのこうのって言ってたからみんなそれぞれ過去または現在進行形で何らかの問題を抱えてて、毎回コールドケースを解決しつつそっちも解決していくって形なのかな。それはそれでいいんだけど、今のこの微妙な距離感ってのがプロっぽくて悪くないと思うんで、係員の皆さんにはあまりデレないでいただきたいです。特に丸山くん。久々にクールでカッコいい丸山くんのようでウハウハなんで、デレるならば今日も残って調べ物をするという上戸さんのデスクにお茶と夜食をちょっと乱暴に置き、「あんま無理すんなよ」と“上戸さんの顔を見ずにぶっきらぼうに”言うとかそのぐらいでお願いしますっ!。
あと先輩でありながら部下である中原さん(また白石って役名なのか・・・)にたじたじな哲太も毎回入れてください。ある意味これが一番の見所w。


てかあれ?圭ちゃんどこにいた???