『チーム・バチスタ3 アリアドネの弾丸』第7話

宇佐見にグッチーが人質にされた瞬間「ふざけんなよっ!」と取り乱し、連れ去られたグッチーを助けるべく閉じ込められた鉄製のドアにどすどす体当たりする白鳥さんは本当にグッチーが大好きですね。
そして白鳥さんに銃が向けられたもんだから白鳥さんを庇おうと無意識で銃口の前に飛び出すグッチーもまた白鳥さんがすきなんですよね。
つくづくすげーなーこの二人。
そしてそんな二人に負けず劣らぬ濃厚ぷりだったのが北山さんと宇佐見のやりとりですよ!!。北山さんの死が自殺であるならばそこに一滴でも救いの要素があればいいなと思ってたので、警察とはこうあらねばならぬ!と大きな目線で語ってるように聞こえるもののその実自己保身というか逃げでしかないというしょーーーーもない理由だったのにはしょんぼりしてしまいましたが、与えられた命令は絶対の殺戮マシーン、コードネームは「キラー・ラビット」である宇佐見がおそらく初めて発したであろう「できません」と言う言葉!そんな宇佐見に「命令だっ!!」と厳しく告げる北山さん!命令という言葉にビクッと反応しイヤイヤながらも任務を遂行する宇佐見!!そして本来ならばしてはならぬ北山さんの目をそっと閉じてやる宇佐見!!!これは見応えあったわー。
絵的に(笑)。
うさみんが原作通りの微妙なキャラ設定でなくてよかったとつくづく思いました(笑)。
で、あの時島津は本当に一服盛られて寝てたのか?。あの時点で島津は二人の計画を知ってるわけだから普通だったらそう易々と出されたものを飲んだりしないよねぇ?。だからあの時島津は意識を失ってるフリ(飲んだフリ)をして一部始終を見て(聞いて)いたんじゃないかと思うのだけど、この手の仕事の“プロ”である宇佐見にそれが通用するか?とも思うし、何よりこのドラマは大事な会話を録音しまくりなんでw予めなにをするつもりなのか知ってたわけだし友野さんが撮った録音データ(友野さんGJすぎる!!)(そのせいで死んじゃったんだけど・・・)に加えて実際の犯行音があれば完璧な証拠になると録音したんじゃないかと思うんだよなぁ。あの時の北山さんと宇佐見の心理状況からして島津がコソコソしててもバレなかったと思うし。
でもしなかった。あ、それに事後工作の中で宇佐見が握りつぶした島津のプラカップからっぽだったよね?。それらを考えるに、も、もしかして島津先生、本当にコーヒー飲んで寝込んでたのか・・・?(笑)。
・・・・・・・・・って、真犯人ってなによおおおおおおおおお!?
え?なんか宇佐見と斑鳩さんが一緒に犯人見つける的な予告じゃなかったですか・・・・・・?。なんかうさみんジャージみたいな格好してなかったですか・・・・・・?。
ていうか何の事件に対する真犯人なのよ。友野さん殺したのも北山さんの自殺を手伝ったのも宇佐見で間違いないんでしょ?。あの回想シーンは白鳥さんの説明を映像化したもので宇佐見は「否定しない」という形で肯定したってことだったけど、まさか回想シーンの中に真実とは異なることが含まれてたってことはさすがにないよね??。
だとしたら残るは松崎事件の犯人?。だったら宇佐見には直接関係ないってか、うさみん真犯人探ししてる場合じゃないんじゃ・・・^^と思うわけで、とすると実行犯は宇佐見だったけどそう仕向ける絵図を書いた人物がいると、そいつこそが真の犯人であり、今回の事件の根源は20年前の松崎事件にあると、そういうことなのか?。
とりあえず松崎事件の概略は“20年前に女子高生が殺され遺体から犯人の皮膚片が見つかり、当時のDNA鑑定の結果松崎という男が逮捕された”ってことでいいのかな。そしてそのDNA鑑定は間違いであり、従って松崎を犯人であると断定できる証拠はないと。ここまでは間違ってないよね?。
真犯人が「女子高生を殺した犯人」そのもののことであるならば、20年前に人一人殺せるだけの力があったという条件からまず須賀くんは真犯人候補から除外されるよね。それに笹井先生も年齢的には当時10歳とギリギリやってやれないことはないとは思うものの女性であるということと、父親のことを考えるに除外していいかなと。すると残るは斑鳩と島津、あと穴として玉ちゃん、大穴として三船院長代理か。まぁ最後のはないだろうけど(笑)。
一方、宇佐見を使って2つの死を演出した人物を真犯人とするならばそれは“松崎事件の関係者”ということになるでしょうが、警察って入る前に身元チェックされるから斑鳩と玉ちゃんは除外されるよな。で、その“関係者”ってのがどっちの関係者なのか?ってことだよな。それによって北山さん=警察に復讐をする意味が変わってくるもの。
被害者の女子高生の関係者だとすると、松崎を犯人だと信じて生きてきたのに今頃になってそれは間違ってましただなんて許せない、無能な警察シネシネ!って感じ?。うーん・・・ちょっと微妙?。微妙ってか弱いよねぇ?。怒りのぶつけ先がないから警察にってことはあるかもだけど、被害者サイドであれば復讐するならやっぱり犯人そのものにだと思うよなぁ。まさか北山さん(もしくは友野さん)が松崎事件の犯人ってことはないだろうし。
となると残るは冤罪をかけられ20年もの時間をめちゃめちゃにされた松崎の関係者。まぁ普通に考えて松崎が殺人犯とされたことでいろんな迫害を受けてきた松崎の縁者ってとこだろうなと。で、気になるのは予告でチラっとうつった美少年の写真の下に「松崎吾郎」って名前があったことだよねぇ。真犯人候補の中でズバリ「吾郎」って名前の人がいるじゃないかと。ということは・・・
えええええええええええ!?あの美少年が成長したらチンポジ改め島津になるのおおおおおおおおおおおおおおおおおお!?。
時の流れって残酷。
まぁ島津は白鳥さんに呼ばれて帰国したわけだし、そこで父親に冤罪を被せた張本人が偶然いたからこれ幸いと復讐計画を立案・実行したってのはちょっと現実味がない気がするんで(そもそもこのドラマ自体現実味ねーよ(笑)って突っ込みは聞こえない^^)、次回で島津が真犯人!?→違いましたー!ってなことになるんじゃないかなぁ。
じゃあ誰が真犯人なのか。斑鳩さんでなければそれこそ玉ちゃんか三船さんしかいなくなるけど、これで今回いきなり登場した島津先生の友人(彦根かと思った)だったらどうしよ(笑)。
あと笹井先生の存在もまだ中途半端な位置づけなんだけど、これは斑鳩さんと見せかけて対須賀くん要員と予想。だって今回頭撫でたり笑って許してくれた笹井先生の後ろ姿を見つめる須賀くんの思わせぶりな表情がワンショットで抜かれてたし。自分が須賀くんを利用してるつもりでいたのに実は須賀くんに利用されていたと知ってガガーーーーーン!となる宇佐見さんもみたいし。ってなわけで須賀くん真犯人がいいです(笑)。