なんというオチ・・・。決して嫌いじゃないけどエグイわぁ・・・・・・。
母親はすぐその異常性に気づいて逃げたって言ってたしおぐりさんとのやりとりだってどう考えても異常者のソレなのに、本来そういうものに最も敏感でありそうな子供が「すぐ懐いた」って時点でこのオチは予想できただろうけど、まさかクラシックをBGMに下種すぎる犯人をやらせたら間違いない丸山智巳のあの爬虫類のような気持悪い目(褒めてます!!)をそっくり演れる子供がいるとは。
この歳にしてこんな貌を見せるからにはこの子の中に父親のクソ野郎遺伝子が強く受け継がれてることは間違いないのだと思う。でもちゃんとこの子は並んでて、そこへ横入りしようとした同じぐらいの年頃の女の子を突き飛ばした。つまりあの状況から判断するにルール違反はしていないってことだと思うの。ルール違反したのは女の子の方。犯人の子供に問題があるとしたら、それは「突き飛ばす」という暴力行為。だからまだどっちに転ぶかわからないけど、波瑠が言うように大丈夫なんじゃない?って思いたい・・・・・・・・・・・・んだけど「もう一人いる」という犯人の言葉が引っ掛かる。
初回の「よく見ておかないと勿体ないから」も良かったけど、今回の「もう一人いる」ってのも巧いわぁ。このドラマの肝は「主人公が死者と話せる」ことなわけで、死者から聞いた『言葉』そのものがその回の鍵となるってな作りは映像ではなく文字をホームにしてる人ならではじゃないかな。
一方映像ならではのキャラクターが野間口ガーファンクルと浜謙サイモンのハッカーコンビな(笑)。『情報屋・古田新太』よりも濃いキャラってなんなんだよ一体!?(笑)。
深夜枠でいいので(ていうか深夜枠じゃないと無理だと思うw)サイモン&ガーファンクル主役の気持ち悪いドラマはやく!!(笑)。
で、捜査資料を持ち出したことをわかっていながら「ちゃんと戻しておけよ」で済ませる上司・エンケンさんは当然この二人のことを知ってるんだろうなぁ。エンケンさんメインの過去編ってか、エンケンさんはずっと抱えてる未解決事件があって、その事件に絡んで古ちんと出会ったんだけど、それがおぐりさんの能力もあって解決する・・・なんて話があったりしないかなーって期待してるんだけど、でも今のところそれらしき兆候は見当たりません・・・・・・よねぇ。
走るおぐりさんがカッコよかったです。スーツでカッコよく走ってくれるだけで好感度あがる。
で、そんなおぐりさんに凭れかかって寝ちゃう青木はあれなんのつもりなん??w。単なるサービスってことならありがたく頂戴しますけどw。