『大奥』第5話

倫子の元思い人である男をナンタラって役職にして将軍と御台所に合わせたのは田沼の策略なのでしょうが、倫子の母が病気だってのは本当なのだろうか。
公家の人間が大奥のしきたりについてどれほど知っているものなのかわからないけど(大奥に入ったばかりのころの倫子たちの様子からして「なにも知らない」可能性が高そうだけど)、「御台所」を「大奥から脱走」させることの重大さぐらいは理解できると思うんだよね。それをやろうと言わせるからにはそれ相応の理由が必要になるわけで、「病床の母に会わせてやりたい」ってのはその理由にはなるだろう。

で、その『理由』からして田沼が仕込んだ、ということはないのか?と思ったんだけど。
そういう話を倫子の元思い人に吹き込んだとか、なんなら倫子の母に毒を盛って体調を悪化させたとか。

田沼と松島にはそれぐらい「悪」でいてほしいんだけど、御台をハメようとしたのにまんまとすり抜けられててどうにもこうにも小物感があるんだよな。とくに松島。
手駒のお知保が琴に細工されてんのにそのことを知ってるのか知らないのかなにもしないし、御台が助けてくれなかったらどうするつもりだったのかと。

倫子と上様がついに結ばれたというのにお知保の妊娠が発覚して第二部となるみたいだけど、これからお品も側室になるんだよね?。
倫子は他に好きな男がいたし、お品は料理人と密会してるし、なんだかんだでお知保が一番上様に対して純愛貫いちゃってんだけどいいのかこれで?。