『大奥』第4話

なに企んでんだかしらんけど定信が倫子様を江戸の町を案内しますと言うのはいいとして、そのままの恰好では身分がバレるからという理由はわかるけど、御台様がベッタベタの町娘スタイルにお着換えしてて笑ったw。
御台所が代参に出向くことなど「前例にない」っつってたのに、いざ代参するとなったら奥女中たちは御台所そっちのけで浮かれてて、男と町を散策してもその後問題になるわけでもないってよくわからんなw。いくら相手が将軍の従兄弟の松平定信様であろうが、御台所が庶民の恰好して男と町を歩いて買い食いしたとかそれこそ恰好の「責めネタ」じゃん。くだらない嫌がらせしてるくせに、御台のコレはスルーなんだ?w。

そしてようやく田沼が握る「家治の弱み」が明らかになりましたが、田沼の言ったことが真であれ偽りであれ、将軍になってしまえばそれは「秘密」でもなんでもないと思うんだけど。
だってDNA鑑定できるわけでなし、表向き家治は「先代将軍家重の子」ということになっているのであれば、家重死んでるんだし田沼がなにを言おうがどんな「証拠」を持っていようが、そんなもの「現将軍」である家治が否定すれば終わりじゃない?。ここまで言いなりになることなどないだろう。
上様の性格からして自分が「徳川(将軍)の血筋ではない」という後ろめたさはあるだろうけど、その後ろめたさは田沼の横暴を許すことよりも重いのか?と思うんだけど。

でもまあ子供の時分に目の前で「父」と言われたボロボロヨレヨレの男が殺され、その返り血が顔面にブッシャアアア!と掛かり、トドメに田沼のあのヒャッハア顔で圧かけられたらそらトラウマになるだろうし、そのトラウマを刺激され続けながら今の今まで生かされてきてますってことならば、半ば洗脳状態に陥っててもおかしくないとは思うけど、田沼に「あの扇子」を広げて脅されて、さらに御台が自分の名を叫ぶ声が聞こえてるなかで側室相手にやることやった(そんなメンタルでも機能した)、ということならば、上様案外ずぶとくね?w。