『大奥』第8話

竹千代と貞次郎が回想内で跡継ぎ指名されたときの家治と定信ぐらいの年齢になってるならともかく、まだ乳飲み子(だよな?)の貞次郎を跡継ぎにするなどと言ったらそれこそ騒ぎになるわけで、このタイミングで跡継ぎ指名するならそりゃ竹千代に決まってんだろ。
慣例的に「長男」である竹千代が跡継ぎになる可能性が高いものの念には念をってんで松島が上様に「お願い」するのはわかるけど、それこそまだ喋ることすらできない貞次郎をこの段階で跡継ぎに指名などできるわけがないのに(そんなことをするならば徳川家一同を納得させる理由が必要になるだろ)、それを強要した田沼が愚かだよな。
上様は自分の言うことに逆らえないという驕りで自滅とか悪人として堕ちたものよ。

例の扇子を奪って目の前でベキリとへし折る上様にはスカっとするよりも「やっとか!!」という思いのほうが強かったけど、ようやっと上様が「俺が将軍だ」と言い切ることができてよかったわー。その言葉をずっと待ってた!。

しかし御台の子のことをちゃんと息子に教え伝えてるお知保に対し、もっともらしい理由をでっちあげて将軍の子に好きな男の名前の一字をつけさせるお品ってのはどうなんよ。
なんだかんだでお知保が上様一筋であるだけに、この期に及んで貞の字をつけたいだとか御台へのダブル裏切りとしかわたしには思えんのだが。

そしてもはやラスボスと化してる定信ですが、「夜の空を見てください。暗闇に咲く花が見えます」ってのは星のことだと思ったのに、花火ドーンだったのにはクッソ笑ったわw。さすがダテ様w。