『めぐる未来』第8話

未来が助けた「鈴村」の息子はやっぱり若いほうの刑事・暦で、日南を唆しめぐるを殺させようとしていたことも含めすべて「暦の仕業」でしたってことだけど、編集部にカメラしかけてた(それで盗聴もしてた)から分かったってことなんだろうけどあの流れで四季村より早く飲み物を調達できるとかさ、復讐のためだけに生きてるならわからんでもないけどコイツ「刑事」なわけで、さすがに犯行に使える時間ありすぎだろ・・・と思いかけたけど、そもそもこれ心拍数が上がると過去に戻っちゃう病気のドラマだったわw。時間なんぞどーとでもなるわな(という気持ちで見るのが正解だろう)。

しかし未来を恨む理由がなあ・・・・・・わたしはこれを「逆恨み」とは言えないや。
強いて言うなら(泥酔状態の成人男性を屋上まで運べる母親の火事場の馬鹿力すげーなw)泥酔させて屋上から落ちるように仕向けるのはいいけどなんで真昼間にやったんだよと、夜中にしておけば少なくとも中学生に目撃される可能性はずいぶんと減っただろうにとは思うし(夜間は屋上が施錠されるから昼にやるしかなかったとか?)、子供ならともかく16歳の男ならば殺さずとも父から母を守る方法があったんじゃないか?とは思うけど、それでもこれは恨まれても仕方ない、というか恨む気持ちを否定はできないかなと。

などと思うのに、未来がボケーッとそれを聞いてて(「その顔が見たかったんだよ」と犯人満足してたけど、わたしには「その顔」というほどの変化があったようには見えなくて、この程度でも未来が驚愕?してるとわかる犯人すごいなw)、そのあとめぐるがやってきて暦を警察に引き渡した後ウキウキで会話しててこの夫婦の情緒どうなってんだ・・・?となりましたわ。
そりゃめぐるは何度も自分を殺した「犯人」が逮捕されたわけだし、なんどもめぐさんの死を経験しその度に命を削り過去に戻り続けた未来もようやく「終わった」ってんで安堵するのは当然だろうけど、暦の「動機」を聞いた直後でニコニコできる神経がわたしにはわからん。


でも一番わからないのはまだあと2話もあることよ・・・。
未来母を殺す一部始終を撮ってたけど、カメラついてる眼鏡を装着してましたとか胸ポケットにカメラ付きペン挿してましたとかでないなら「撮影者」がいるはずだから、『犯人』は暦だけではない、つまり暦の共犯者が編集部にいるってな話になるんだろうけど、マジでこのドラマの着地点はどこなの・・・。