『めぐる未来』第7話

中学生の未来が助けた鈴村なる人物の年齢を想定するべく公式の相関図を見たんだけど、未来って25歳設定なんだ!?。
萩原くんの実年齢を考えれば25でもおかしくないけど、感情を消しなるべく他人と関わらずに生きてきたのであろう青年が24.5で「結婚」するってのはなんというか・・・極端?で驚いた。未来くんが30ぐらいでめぐさんは32.3だと思ってみてたんで。

で、未来が鈴村の自殺を止めたのが10年前で、当時鈴村は30代後半~50代だとすれば、その子供は10代~20代ってところか。つまり今は20代~30代だと。とすると、まず編集長は消えるでしょ。副編集長は38歳らしいんでまだわからんか。あとまあそこが犯人ってことはないだろうけど時任刑事も消えると。

そんで干支のコーヒーには毒が入ってなくてめぐるのココアにだけ入ってたってことはめぐるがココアを選ぶと「わかってた」ってことになるけど、職場の同僚たちはめぐるの好みを知ってそうだよな・・・ってところで、今回“若いほうの刑事がめぐるに飲み物の希望を聞く”というシーンがあったことが引っかかるよねえ。
それがなければ若いほうの刑事・暦には“めぐるがコーヒーとココアどちらを選ぶかわからなかったはず”となるけど、そこでココアを所望してるわけで。
でも「わざわざ」そんなシーンを入れたのはミスリードの可能性もあるのではないか。暦が「犯人」だとしたらポジション的にもしっくりくるけど、でもまだあと3話はある?でしょ。
だから暦と見せかけて実は・・・となると思うんだけど、そこで引っかかるのはめぐるがココアを飲むことになった流れなんだよね。
暦を含めめぐるがココアを選ぶだろうと予想できる者は結構いるけど、「この時」めぐるがココアを飲むことを知ってる者は限られる。

干支がなんか飲みたいと言い出して、四季村に買い出しを頼んで、四季村不在時に編集長がやってきて、飲み物が置かれていることに気が付いて、四季村の姿が見えないけど買ってきてくれたのだろうと判断した

こんな流れだったと記憶してるけど、ここで毒入りココアを編集部のカウンターに置くためには「この時」「飲み物を飲もうということになった」ことを知らなきゃ無理でしょ。
動きとして怪しいのは編集長だけど、年齢で編集長は消した。そして盗聴でもしていなければ暦が毒入りココアを用意して編集部に届けることはできないだろう(さらに言えば未来の母が自殺を装い殺された時に刑事二人は一緒に行動してたから、母親の死についてはアリバイありとしていいだろうし)。
とすれば、毒入りココアでめぐるを殺すことができたのは、干支か四季村、ということになるよね。どちらも「鈴村の子供」として年齢的には合致しそうだし。
(あれ?でも日南のアパートで巻き込まれ爆死したときって、二人とも死んだっけ?。未来と一緒に眼鏡の人が助かってたのは覚えてるんだけど)

しかしこれ、ドラマの着地点はどこになるんだろう。
めぐるが殺され続ける「理由」を知り、そして今にも心臓がギブアップしそうな状態の未来にそれこそ「未来」があるとは思えないし、ていうか自分の命が狙われていることを知ってるくせに「いつの間にかそこに置かれていた飲み物」を飲むめぐるが迂闊すぎて腹立ってくるんだよね。バカすぎて助け続けることがもはや空しくなるレベル。
つーか未来もまず電話しろよと。電話かけようとする素振りがあったからかけなかったのは電池切れかなんかで通話できない状態だからだと思ったのに、干支からの電話を受けてるからスマホに問題はないみたいだし。