『めぐる未来』第9話

ああ、日南がガソリン撒いてめぐるんと一緒に死のうとしたときに未来とともに眼鏡の子だけが巻き込まれなかったのは「犯人側」だからだったのか。
それから前回の感想で暦の母親は夫殺しをなんで真昼間にやったんだよ夜中にやれよとツッコんだんだけど、あれは朝方だったのか。酔って朝帰りして転落したというシナリオだったのね。なるほど。

という納得はあったけど、襷未来に復讐するために生きて来た背景・理由は前回兄から聞かされてるわけで、ほぼほぼ同じことを妹からもう一度聞かされるのは、脱獄までして再び未来とめぐるを狙う兄の真意は「妹に罪を犯させないこと」にあることを未来が指摘することが今回の主旨であると理解はすれどもしんどいですわ。ただでさえくりかえしなのに演技がアレなもんで。

でも知らなかったとはいえめぐるが清美に「両親に愛されて育ってきたんだねー」などと言ってたのには笑ってしまった。無邪気に地雷踏む人っているよね。


心拍数が上がることで過去に戻るという「病」なのに、刺されたことにより過去に戻るんだとしたらちょっと理解が追いつきませんが、まあ戻るとして、というか戻るだろうけど、一番丸く収まるのは兄妹の父親を助けた瞬間に戻ることだよな。戻って父親を助けず当初の通り転落死させること。
つまり未来が過去に戻る病を発症したところからやり直すことになるならば、兄妹は未来を恨むことはないし(母親が殺人犯として逮捕されるかもしれないし、そしたら殺人犯の子としてさらにつらい人生になるかもしれないけど、それはまた別の話だろうし)、そしたらめぐさんが殺されることも未来母が殺されることも日南が殺されることもないだろう。
でもそんなすべてを「なかったこと」にするような最終回にはしないと思うのよね、さすがに。
じゃあどの時点に戻るのか、ここまで見続けたことを後悔させてくれるなよ!。