『めぐる未来』第3話

タイムリープものってふつうは同じことを繰り返していくもんだけど、これは主人公が積極的に「過去を変える」もんだからまったく「違う未来」になるわけで、これだけタイムリープを繰り返されるともはやどの時間軸で誰になにを言ったのか・やったのかがごっちゃになってわけがわからんことになりつつあるけど(それで言うと例えば東京リベンジャーズは直人と千冬がいるからその都度現状を整理することができてたんだよね。この作品にはその視点がないし、感情を表に出さないのにキレるとヤバイという未来のキャラもわかりにくさに拍車を掛けてるような)、「めぐる未来」というのはそういう意味なのか。

しかし屋上に呼び出し未来にあの映像を見せるって相当な「悪意」というか、そのために手を変え品を変えてどうあってもめぐるを殺す「熱意」がすごいな・・・。
未来の父が死んだ理由と未来の母が未来がタイムリープすることを偏執的に禁止する理由は今未来に向けられている悪意と熱意に繋がるんだろうけど、それにしてもこれだけ執拗だとどんな動機であれちょっと引く。