『光る君へ』第19回「放たれた矢」

今回のわたし(まひろのシーンを除いて)見ながらずっと道綱に道長と伊周の揉め事の話を聞いてる実資と同じ顔してたと思うw。

ってなわけで、矢、放たれたーーーーーーー!!

そうすることは史実として知ってはいるけど、あの流れあの状況でマジで矢を射る隆家やべーな。

史実としては伊周は自分の女を奪った(と誤解した)相手が花山院だと分かってやった(やったとしても外聞が悪いから表沙汰にはしない・できないだろうと思った)という認識・記憶なんだけど、ドラマでは「正体暴いてやんぜ!」のノリでやらかしてて、あんな立派な牛車で女のところに通うとかあらゆる意味で「マトモ」じゃないってわかるだろうに、「誰でも構わない(誰だろうが自分たちのほうが立場は上)」のが藤原ってことなんだろうけどさすがに元帝だとは思わなかったってな感じ?それで大問題になってすべてを失うとかアホすぎん?w。

伊周と隆家兄弟がもうちょっと周りとうまくやっていればこの道長ならば救いの手を伸べてくれそうなものだけど、真昼間から励んでるってのにその直後に「御子御子御子」と言われて帝までうんざり状態だし、自業自得だよな感を含め長徳の変に至る流れ作りは心情的に至極納得できるな。
(これ演じてるのがにーにー(の印象が強い)竜星涼だから行動に(コイツならやりかねんという)説得力があるけど、当初の通りだったらどんな感じになったんだろうな)

その途中に清少納言の手引きで中宮様のみならず帝にまで拝謁できてしまったどころか夢と称して政について物申すまひろからの、そのまひろについて道長に「おもしれー女」という帝などというドリーム展開はあったけど(ていうか清少納言の様子からして予告なしで帝が定子を訪ねてきて部屋に籠るのは日常茶飯事なんだろうけど、「すぐお戻りになりますから」はどうなのよwと思ってしまったw)、でも10年無職のまひろ父が出世する「理由」としてはこれまた納得。

とにかく次回が楽しみすぎるんだけど、ところで小麻呂(げんきでなにより!)を捕まえようとした倫子様が道長の日記?をみて「ふうーん」となってるのが恐怖すぎたんだけど、あれなんて書いてあったんだ?一時停止して見てもまったくわからん。