『光る君へ』第35回「中宮の涙」

今回は「動」だった。あっちでもこっちでも動いた。

まずは道長の金峯山詣でを狙った伊周と、それを阻止する隆家
次に女(それも斎院の中将)会いたさに禁制の壁を乗り越える惟規
さらに自分が「不義の子」を産んだことを道長に匂わせるまひろ
そして帝に「お慕いしております」とコクる彰子

晴明が「役に立つ」と言った隆家にこういう立ち回りをさせるかと感心したし、そのうえでのどこまでもすれ違う兄弟のやりとりはロケーション込みで哀しかったし

斎院の中将なる立場の女とどこでどう知り合ってこれほど深い関係になったんだ!?ていうかこれで惟規も終わり・・・となるところを道長に助けてもらうのか?と思いきや「咄嗟に歌を詠んだら助かりました」って、これ史実なの・・・?つーか仕事中に姉ちゃんのところでサボんなよwだし

なんでこのタイミングで娘の父親が誰であるのか匂わせんだよ黙っとけよだし

やってきた帝に開口一番「お慕いしております」にはさすがのまひろも「やっちまった・・・」顔してるもんで笑いつつ、帝は「・・・また来る」としか言ってくれずそのまま帰ってしまったもんで号泣する彰子には胸が痛くなったし

と、目まぐるしく感情があっちこっちさせられたけど彰子可愛いな!。
子供だと思ってた(好意などない)右大臣の娘にストレートに気持ちをぶつけられ、その娘のために命の保証などない御嶽詣までやる右大臣を相手にどんな感情の変化があって「今宵参る」となったのか帝の心中がいまいちピンとこないものの、あんな泣き方するのみちゃったら応援せずにはいられんぞ。


それはそうと崖登ってるときだったかのBGMはもはやふざけてるだろw。