『仮面ライダードライブ』第28話「なぜ家族は狙われたのか」

ちゃんと霧子に呼びだしてもらって(霧子経由でなきゃ連絡つけられないのか・・・)進ノ介が頼むという前段階があったにも関わらず、特状課に乱入してきたロイミュードは着ぐるみ(中身は究ちゃん)だとばかり思ってたんで、まさかのチェイスで呆然としてしまいました・・・。だってかなりコミカルな動きしてた・・・・・・ぜ・・・?。
チェイスってさぁ、ロイミュードでありながら人間を守るように造られ、それをロイミュードによって洗脳され、自分は誰のために戦うべきか誰を守るために戦うべきかものすごく悩み苦しんでたわけじゃん?。そんでようやっと自分なりの在り方をみつけ、そして仮面ライダーチェイサーになったわけだよね?。
それなのにそんなチェイスに「ロイミュード態でムカつく上司を脅かしてやってくんね?」ってよく頼めたもんだなおまえら・・・・・・と思わなくはなかったし、いくらロイミュード(の犯罪)に立ち向かうためには仮面ライダー(になること)が必要だからとはいえ『警察官』が首絞めて生命の危機を感じさせるという手段をとるってどうなのよ?とも思ったし、つーか『芝居』といえばイコール「歌舞伎」なのはいいとしてもバカ演出すぎて歌舞伎好きとして微妙な気持ちになったことは否定しないけど、結果としてチェイスまでコント要員になってしまった今、心底どうでもいいわーってな気分。『借り』の返し方こんなんでいいのかチェイスよ・・・w。
でもほんの数話前に「俺は強い!」ってメンタル面の話をしたばかりの剛が闇落ち寸前ってのは展開として理解できない。なんでこんなことになってんだ?。
つーか剛が登場当初から「時間がない」と言い続けてたってのは『父親のことを姉ちゃんに知られたくないから一刻も早くロイミュードを殲滅しないと』ってんでの「時間がない」ってな話なの?。なにそれ。ロイミュードが全滅すれば父親の罪は消えるとでも?。
剛がロイミュードの産みの親である蛮野の息子であることをハート様が知っていることが今回明らかになったけど(剛を救う道として実は蛮野が父親ではなかったってなこともあるかなーと思ってたんだけど、ハート様の発言でその可能性はなくなったということだよね)、ロイミュードを造ったのがベルトさんの友人である蛮野博士であることを霧子って知らないんだっけ?。わたしの中では進ノ介が知ってることは霧子も知ってるってなイメージなんだけど、剛の話を聞いた進ノ介の様子からして知らないということなのか。
それはそうとして、前回の感想でも書いたけど霧子は剛の『姉』であるわけで、剛の回想からして幼い頃に父親である蛮野は子供を捨てたのではないかと想像できるけど剛はともかく霧子はあのぐらいの年頃ならば父親の記憶ってあるんじゃないかと思うんだよなぁ。剛がどういう流れで父親のことを知ったのか、そこがまだわからなくはあるんだけど、それにしたって霧子が“何も知らない”ってのはどうも納得できないのよね、心情として。タイトルにもあるように今回のキーワードは「家族」で、剛にとって大事な家族の記憶を利用されたことが相当なダメージなわけだよね?。でも剛にとってたったひとりの家族であろう姉ちゃんは他人経由で「剛の憎しみがいつもと違う」と言われなきゃそれに気付けないんだよねぇ。なんかバランス悪いよなぁ・・・。
(ここへきて進ノ介と剛にとってともに「父親」の存在が大きくなったけど、となると3人目のライダーであるチェイスにとってそれはベルトさんになるのか?。であればそれはちょっと楽しみではあるw)
と思ったところで001に「ハートたちから仲間はずれにされてる」と言われてしまったブレンさんが剛に接近と。
そうか、この可哀想すぎる剛への仕打ち、剛の扱いはブレンさんと『同じ立場』にするためだったのか。
・・・・・・まぁ・・・なっとく?w。
どんな事情があるにせよどんな状況であるにせよ、ロイミュードを誰よりも憎んでいる剛がロイミュード側につくことはありえないわけで、もしブレンさんの誘いにのるようなことになるならばロイミュードを内部から滅ぼすとかロイミュードの懐に入って頭を潰すとか、そんなような思惑があってのことになるのでしょうが、そうなると仲間外れ仲間(笑)が出来たと思ったブレンさんのメンタルが心配になってしまうわけで。