『キルラキル』第二十話「とおく群衆を離れて」

流子と皐月様が共に裸で行動してる時点で流子は純潔を、そして皐月様が鮮血を着ることになるであろうことは予想できたけど、鮮血を着た皐月様の想像をはるかに超える似合いっぷり&格好いいっぷりにテンション上がりすぎて大変ですよもう!!。やっぱキリッと系美少女の黒髪ロング+セーラー服は至高!!!。それプラス二刀流だなんて萌えの宝庫でしかないのにでも皐月様に対し「萌え」などという下品で陳腐な感情は存在しません!!!。そらマコの全裸にはあれだけ真っ赤になってた蒲郡先輩が鎖で吊るされている全裸の皐月様に対してはそういう感情一切なく「見てはならん!」と怒りながらも冷静に秘部を指で隠すってなもんですよ。
かなり当初から皐月様が主人公じゃねーかと言われてはいたけど、流子・羅暁・縫と戦う相手が全員人外となると心情的には『人間で唯一神衣を着ることが出来る』皐月様を応援したくなってしまうわけで(皐月様もシンクロ率こそ低いけど体内に生命繊維を宿してはいるのでしょうから(だからこそ神衣を着ることができるんだよね?)100%人間とは言えないかもだけど)、でもマコのハレルヤタイムが通用しないまでもマコを邪険には扱わなかったり自分の前に立つ美木杉と黄長瀬に「どけ」といいつつも直接刃を向けなかった(背後のビルをぶった斬ってた)あたりまだ正気保ってんだなーと思えただけに、戦いの中で採寸及びしつけされた(縫すごすぎだろう・・・)末に記憶を入れ替え?上書き?され無理やり純潔を着させられながら恍惚の涙を流す流子は哀しすぎた。
だってその挙句がアレだもん。なにあの全く似合ってない純潔姿。そんでわざわざ裸の太陽丸に特攻とかさー、羅暁と縫によって流子の脳が何をどうされたのか、そして現在どういう状況なのかわかんないからなんとも言えないところであるけど、それにしたってだな、姉と比べてメンタル弱すぎる妹が哀れすぎる。
でもそんな妹を皐月様は止めようとしてくれている。救おうとしてくれている。
「私が憎いかもしれない。それでも今のあいつを止められるのは私とお前だけだ。お前の力を貸してくれ、鮮血」
うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!
「今のあいつを止められるのは私とお前だけだ」にわたしダダ泣きしました!。今の「纏」ではなく今の「あいつ」ってところに姉ちゃんがチラ見えしてさあ!!。
こっからどうやって流子を再び主人公の座まで引き上げるのか引き上げられるのかわかんないけど、縫が言ってたように流子は孤独なんだと思うんだ。鮮血を拒絶しマコをも遠ざけた今の流子にとって唯一の希望というか拠り所は羅暁に与えられた偽の幸せ記憶のみなのだろう。そんな流子の頬をぶん殴って手を差し伸べてやれるのは同じ「バケモノ」である鮮血と、そして羅暁の娘として生きてきた皐月様だけだと。それは確信できる。流子を止めるために手を組んだ即席コンビが完全にイッちゃってる純潔流子相手にどこまでやれるかもわかんないけど、それでも流子を助けられるとしたらそれは皐月様と鮮血以外にはいない、それだけは確信できるよね(気持ちとしてはやっぱりマコもその中にいてほしいけど)(でもマコは流子にとって戦いとかそういうのとは関係のない純度100%の「ともだち」でいいのかなーとも思う)。
今になってみれば流子と鮮血が「人衣一体」だった意味が解るってなもんだけど、次回あるであろう皐月様の鮮血展開が「人衣圧倒」なのかそれとも「人衣一体」なのか、もうそれだけで興奮が抑えきれませんっ!!。
あー!ていうか鮮血の声って皐月様に聴こえるのだろうか。もしも人衣一体ならば、鮮血と人衣一体したことで、もしも再び皐月様が純潔に袖を通す瞬間がくるのだとしたらその時は『W人衣一体』なんて展開が待っているのかもしれないわよねっ!?そしてその時きっと純潔が喋る!!。


それから今回特筆しなければならないのはそうです宝田リターンです!!!。裸の太陽丸建設に金出してくれたどころか(宝田財閥は元は造船から始まったって、さすが伏線は一話で回収がモットーなだけありますねw)出航した船を見送る背中だけでもやだちょっとカッコイイ///と思わされたというのにイケメン化して「頼むで・・・」からのCMってなにこの怒涛のフォロー!!!。まさかこの局面でこれだけ重要な役割を担っての再登場があるとは全く予想してなかったー!。ただのネタキャラだと思ってたら実は・・・っての、これ新感線でよくあるパターンなのにー!。
あと地味にカッコよかったのが純潔着た流子を前にしてDTRで立ち向かおうとした黄長瀬な。どんだけ装甲を厚くしたとしてもあの流子を相手にDTRで、D T R で どうにかできるわけがないことは誰が見たって明らかなのに、それでも黄長瀬は迷わず躊躇うことなくBGMをバックに「トウッ!」と叫び飛び乗った。結果一撃で殺されそうになったけど(流子が大阪では直接攻撃しなかったのにここでは“本気で”殺そうとしてたことで流子はもはや流子ではないことがハッキリしたよね・・・)、どれだけ局面が変わろうがステージが上がろうが「服に取り込まれた時には俺が斬る」を貫く黄長瀬はカッコいいとわたしは思う。
それに対して乳首と股間光らせてるだけの美木杉・・・。
それを言うなら鳳凰丸どこいった・・・?。