『いつか陽のあたる場所で』

好きな原作の映像化なのであまり期待せずに臨みましたが、結構良かった。少なくともこんなの芭子ちゃんと綾さんじゃねえ!とは思わなかったし、雰囲気も原作まんまとまではいいませんがそんなに違ってはいなかったように思う。特に芭子ちゃんちなんてイメージ通りだし。
だがしかし新米警官・高木聖大←ここだけは許せん!!!。
仮にもシリーズものの主人公だってのにあのモブ臭なにあれなにあれなんなの!?。あくまでもこれは芭子ちゃんと綾さんの物語だから例え他シリーズ主人公であろうが存在感は控えめにすべきという意見もあるでしょうが、それにしたって若さもなけりゃ愛されわんこでもない高木聖大なんて認めるわけにはいきません!。どうせなら大東くんに高木やらせろよおおおおおおおおおおおお!!!!!。
これ原作通りじゃ10話も作れないと思うんでかなりオリジナル要素を入れてくるんだろうなーとは思ってたけど、このキャストだと芭子ちゃんと家族の話と綾さんの職場話が主軸になりそうな感じかなぁ。二人が過去と折り合いをつけながら成長していく姿をそれぞれ別軸ってか二本柱として描き、その中で得た喜怒哀楽を芭子ちゃんちや飲み屋で語り合う、的な。
原作はもうちょっと明るいというか、“ワケあり”コンビみたいな感じなんだよね。もちろんその“ワケ”は共に前科者だってことなんだけど、もうちょっとカラっとしてる印象なんだよなぁ。前科者であるという事実はどうにもならないけど、だからって世間からコソコソ隠れて生きるのではなく顔だけはしっかり上げて生きていかなきゃという強さであり女特有の強かさが前面に出てるというか。だから綾さんも芭子ちゃんも原作と比べると影3割増し的な感じなの。この時点での芭子ちゃんはまぁこれでいいかもだけど、綾さんがなぁ・・・。『明るく元気で気のいいおばちゃんの仮面』を無理してつけてる感じがミエミエすぎて、そのせいで全体的にちょっと辛気臭い空気になっちゃってる気がしなくもない。これが単に表現力の問題ならばいいんだけど、お涙頂戴的な方向に進むんだったらちょっとなぁ・・・と。
てかだからこそそこに高木聖大の問答無用の明るさが必要なわけですよ!。なのになにあれ!(結局ここに戻るw)。
ていうかコンビニの店員イケメンすぎてワロタ(笑)。さすがにこんなコンビニ店員いねーよ!(笑)。
そしてたくみさんは(隠しきれない豊満ぼでぃーの)上戸さんだから傘を貸してあげたんですよねーとw。もし上戸さんの立場が上戸さんから傘掻っ攫ったあの女の方だったならば絶対に傘を貸したりしないはず!w。