『境界線上のホライゾン Ⅱ』第25話「居場所の刃傷持ち」

なんとここへきてギンさん回&モブ回とは!!
お互いに鼓舞しあうモブ合戦マジやばい・・・・・・。こんなにモブが熱いアニメがあるだろうか?いやない!!(震えながら)。
1期のときモブの「ああ、―――我ら既に聖罰を受ける身なり!」がなくてしょんぼりしたんだけど、そっか、あの時点で2期(2巻)をやることは決まってたわけで、ここでモブ鼓舞合戦するからあえてあそこではやらなかったということか!毎度毎度スタッフには頭が下がるぜ!!
と思って川上氏のツイート確認したら

聖罰宣言は、一期だとCM直前で、その後CMに行くと格好悪いことと、二期のここがあったので、こちらに全力することにしてた、というのがあります。こっちの方がエール交換ありますしね。そういう感じで、待っていた方々、お待たせしました。

やっぱりーーーーーー!超待ってましたありがとうございます!!(てかこれ「聖罰宣言」って言うんだw)。
「俺、葵・トーリとホライゾン・アリアダストはここにいるから」
背後に展開された障壁に攻撃どーーーーーーーーーーーーーーーーーん!
(その横で冷静にお茶飲むホライゾンw)
「だから出来ねえことも、投げ出したくなることも、いろいろあんだろうけど」
「今は、その不可能を俺に全部預けていってくれ」
「俺は出来ると、そう思ってくれ」
からの
「・・・・・総員、状況を再開してください!」
「―――Judgement!」
超燃えた。禿げ上がるほど燃えた。
武蔵モブ最高だよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!
三征西班牙だって「衰退背負ってやってんだ!」「日を沈ませねえつもりでやってんだ!」「滅びが漲ってんだよ俺達はよ!!」は震え泣きしたほどカッコよかったのに、もっとこう・・・荘厳なんだけど熱い感じで拳突き上げるんだとばかり思ってたのに肩組んで応援団風の「エーナーレス!エーナーレス!」だったのにはええええええええええええええええええ!?って画面に3歩近寄っちゃったけどねw。確かに三征西班牙のノリだと応援団で正解なんだろうけど、でもこれは想像できなかったわw。
学生にしちゃちょっぴり老けすぎじゃねーですか?な先輩モブと後輩モブとの会話もよかったし、人が戦争してる中で足ぶらぶらさせてる(原作では「脚を崩している」ってな表記なんで胡坐とかそんな感じかと思いきやぶらっぶらさせてるとか崩しすぎだろ!!w)全裸馬鹿のバカ発言に全力拒否表明する画面内モブの群れもよかったけど、一番よかったのはやっぱぶっ飛ばされたノリキを透明の盾で支えるモブですよ!!!。これ原作では「バリケード」としか書かれてないからバリケードを“支えてる人間”の存在まで思い至ってなかったもんで超興奮した。どいつもこいつも凛々しい顔してんぜ!。こういう時ほんっっっとにアニメ化してもらえてよかったー!と思います。
だからトーリとホライゾンのノリキに対する「大丈夫」についての会話がカットでも泣かない!俺泣きませんっ!。
イトケンのインキュバス体操が軽めってか「―――来週は、君の街で宜しくね!」がなかったからって俺泣かないっ!!。
ていうかイトケンの頭に乗った殺る気満々のネンジ君がカッコよすぎるっ!!。
カッコよすぎると言えばシロ君ですが、超カッコよすぎるシロ君の鬼攻撃に耐えつつ副長タカさんを行かせようとし、さらにゲームセットを認めようとしないタカさんを身体張って止める三征西班牙モブもカッコよかった。
あーそうだ!!シロ君のバトル自体はまじまじ最高カッコいい!!!だったけど、『気にするな。金で勝つ。金が勝つ。そうしたら今夜はお前で女中独楽だ。私も回ろう』がなかったのだけは不満。全力不満。子安ボイスで「今夜はお前で女中独楽だ。私も回ろう」を聞くの超絶楽しみにしーてーたーのーにいいいいいいいいいいっ!!><。
あとなんだっけ・・・?(←すごすぎて処理能力が追い付かないw)。
地擦朱雀対道往き白虎か!!ビバサンライズ!!!。
年端もいかない子供ってぐらいだからどんな感じになるんだろう・・・と思ってたマサ妹はモロモロの事情で年齢を上げる改変がなされたのか、それとも地擦朱雀の中で妹が成長しているからなのかは分かりませんがすごく神秘的な映像になってて、それと相まって顔面を血で染めつつ「だから使うさ。あたしはね」と言い切るマサは、墜ちていく道往き白虎と房栄さんを見下ろすマサは、壮絶なまでに美しかった。
ミトとウオルシンガムの共闘も麗しカッコよかったし、あと「てつだうど?」なコボルトコボルトが子コボルトだっこしてる!!
あとあとメアリをお姫様だっこして降下する忍者・・・・・・の背後に同様にネシンバラを姫抱っこするウッキー!!!!!!!!(さらにその背後でガっちゃんものすごい勢いで観察してたに違いないw)。
はぁーーーっ、つくづく濃い作品だよなぁ。


で。
なにこの特殊ED・・・・・・・・・!ガル茂が!ガル茂が!!ガル茂イッケメエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエッン!!!!!
なによ!?ギンさんの目にはガル茂ってばこんなイケメンに見えてんの!?自分よりもはるかに弱かったどころか武芸の嗜みなど全くなかった郵便屋の兄ちゃんがいつのまにか(私のために)自分では敵わないほど強くなってた上にこんだけイケメンときたらそらZOKKONラブになるってなもんですよね!!。
ていうかこの場面って、ギンさんは二代と宗茂様が文字通り「セックスした仲」であると思ってるわけで、しかも旦那が50回以上も刺し貫かれるという出血プレイをされたと思い込んでるわけで、そんな旦那の恥辱を雪ぐべく「未だかつて旦那にしか見せたことのない本気モード」で立ち向かうも旦那と同じ方法で負かされそうになってるわけで、ギンさんにとって唯一無二の目的である旦那の襲名解除撤回が叶わないことになるのに「私が負けです」と自ら認めた、認めることを選んだ理由は脳裏に浮かんだこの美しすぎる宗茂様に抱きしめられる自分という大切な思い出までをも寝とり女によって穢されてしまうのが耐えられなかったからってのもちょっとはあるのかなー・・・なんて、もちろん自分の思い出<<<宗茂様の襲名解除撤回であることは間違いないんだけど、それでも・・・・・・っ!的な、そんな風に思えてしまって胸掻き毟られそうだった。これもまた原作を読んだだけではこんなことを考えたりはしなかったと思う。つくづくアニメ化してくれてありがとうサンライズ!!。
ていうかこの「私が負けです」って

ここ、ニュアンスが解りにくいという意見もあったのですが、浦畑さんの判断などで「私が」を残す形となりました。有り難い……!

なんですって。マジマジ有難い……!!。出来上がったものを見てみると「私が負けです」がないなんてあり得ないよね。これだけの分量がある原作をアニメ化するにあたりどれほどの取捨選択がなされてきたのだろうかと想像してもしきれないんだけど、多分その判断はほとんど正解だったんじゃないかと思う。何度でも言おう。サンライズで良かった!!と。
つーか今回マジ凄かったよね。凄まじかったよね。あっちでもこっちでも戦闘してるのはまぁ原作通りとしても、全く種類の異なるそのそれぞれの戦いを必要以上に描き分けしてんのは見事の一言だよ。しかもバルデス兄妹の「燃えろ炎・・・・・・!」「行け、魔球!」のあの描写を違和感なくってか、違和感すらこの作品の「味」として昇華させてしまうスタッフの気合いってか根性ってか、もう・・・・・・作品愛だよね!!それにはもう感謝してもしきれません。


ついに、ついに次回が最終回。2期が決まってた1期の最終回とは違い(現時点では)正真正銘の最終回。
とりあえず終わってしまった後のことは考えず、全力で貪る所存ですッ!!。