『仮面ライダーフォーゼ』第37話「星・徒・選・抜」

誰にそうしろと言われたことでもなく完全に自分がしたくてしてることではありますが、30分間ずっと日曜朝からなんでこんな不快な気持ちにならなきゃなんないんだろう・・・って思いながら見てました。
これまでシリーズを見続けてきた中ではそりゃあ不満爆発の回はありましたよ。文句しか残らない回もあったりしたよ。
だけど「不快」に思ったことはなかった。不満とか疑問とかいっぱいありつつもそれでも作品に対する愛情は変わらなかったし、逆に言えば愛情があるからこその不満や疑問や文句だった・・・と今回のフォーゼを見て改めて思った。
今回はちょっと無理。そういうのとは明らかに次元が違う。あまりにも酷すぎて何がどうとか考えたくないわ。
夢を抱くのは勝手だけどそれを叶えるための努力をなんらしてない人に夢を語る資格はねーよ。ユウキの「宇宙飛行士になりたい」ってのは、歌番組が好きでテレビ見ながら歌って踊ってるのを親に褒められた子供が「アイドルになりたい」と言ってるのと同じレベルにしか見えません。マジ小学生レベルの『夢』だろこれ。
努力だけでどうにかなる世界でないにせよ「運」ってのは努力の上で初めて必要とされるってか、その力を発揮するものであってさ、なんで普段はただのアホ女にしか見えないけど年に一度だっけ?の適性試験だけは何が何でも合格したいと秘かに勉強してて、その上でエリーヌにはない閃きとか独創性とかムードメーカーっぷりとかさ、そういう努力だけではどうにもならないものを持ってるユウキすごいね!ってな風に描かないのだろうか。流星さんは単なる交換留学生なのであって別に宇宙行きたいわけじゃねーだろってのはつっこむだけムダだとしてもね、ユウキが宇宙になんて全く興味がないどころか友達作りに夢中で勉強全くしてない(っぽい)弦太朗と同レベル(基礎レベルに達してない)の学力ってのはどうなんよ?って話だろ。ラッキー合格が許されるのは弦太朗だけで充分じゃん。次回「実は努力してました」系のユウキアゲ描写があるんだろうけど、ここまで宇宙飛行士目指す女の子どころか普通の女子校生としても知性ゼロに描いておいて努力もクソもねーだろっての。
それよりなによりムカついたのはそんなユウキに好意的な視線送ってる賢吾さんね。このキ●ガイ女のこと好きなら好きで構わないけど宇宙への道に関してだけはそれとこれとは話が別だと、賢吾さんが「その程度の学力で宇宙に行けると思っているのか?情熱だけで行けるほど宇宙は甘いところじゃない」って言わずしてどうするよとわたしは思う。
つってもまー賢吾さんって基本色ボケなんだけど。
てか毎日月でキャッキャしてるわけだから、そもそも適性試験だの選抜試験だのってのが今更でしかないのよね・・・。心底どーーーーーーーでもいい話だわ・・・・・・・。
これまではアレな描写があってもその分いいところもあるからなんだかんだで楽しんではこれたけど、今回ばかりは閉鎖空間で「ホワチャア!」って短気起こす流星さん→フォーゼと背中あわせになったメテオの「ちょっと火を貸してくれ」程度じゃ無理。なぜか試験中の携帯に配信される人望がない校長の映像ぐらいじゃ無理よ・・・・・・・・。