流星さんという新たなイケメンの登場によって弦太朗と賢吾さんの友情に亀裂が・・・っ!
ってな展開は間違いなく当初から予定されていたものだと思うんだけど、これ、腐れ目線としてはアレとしても仮面ライダーとしては見てらんないよね(笑)。新たな敵に手も足もでない→対策を講じてきたから今度は大丈夫だ!→使い方がわかりません><→君は大馬鹿者だあっ!・・・って
ア ホ か (笑) 。
ていうかさぁ、友子を仲間に入れた話とかガリ勉眼鏡くんに対しての“友達になるためには相手をよく観察しなくちゃ”発言とか、あと誰も気付いてない“本当の流星”を感じ取ってることなんかからして、如月弦太朗という主人公を『馬鹿だけど人の心の機微には敏感な男』として描いてるんじゃないかと思うのね。相手のいいところに気付いてやれる優しさがあり弱いところを認め許してやれる大きさがある男、として描かれているのだとわたしは思うのだけど、だとしたら今回の明らかに様子がおかしい賢吾さんの気持ちには全く斟酌せずにひたすら流星流星言ってる弦太朗って何なの?と。
賢吾さんがラビットハッチに行ったら部員たちが新しいスイッチの調整をやってたと。当然賢吾さんは「スイッチの調整は俺の役割のはずだが?」って言うよね。
流「すいません・・・」
弦「いや賢吾、俺が言ったんだ。流星にやってみろって」
賢「如月・・・お前が!?」
弦「俺はこいつの心の中身がもっと見たい。そのためにも部の中で何か役割がいるだろって思ったんだ」
(J「したら、意外と機械系の要領がよかったんですよー」
大「あっという間にいくつか新スイッチを調節してしまった」
友「新しい出会いが刺激に変わったのよ。海老フライにかかった納豆のように・・・」)
弦「お前に一言言わなかったのは謝る。でも俺に免じて流星にやらせてみてやってくれよ(手を出して)なっ!」
賢「(手は無視して)・・・別に構わん。優秀な部員が増えるに越したことはない」
ってここまではいいのよ。「こいつの心の中身がもっと見たい」って、いや見せたくないっつってんだから放っておいてやれよとは思うけど、本当の流星さんを“俺が”見たいから何か役割を与えるのはいいとしても賢吾さんの役割をそのまま流星さんにスライドしちゃったら賢吾さんの立場はどうなるん?とも思うけど、でももう弦太朗ってばそういう人なんだと理解してる(というより諦めてる)からいいよ。多分賢吾さんもそう思ってるからグッと堪えて「別に構わん」って言ったんだろうし。
だけど調整してるスイッチが30と31だと分かった瞬間賢吾さんは血相変えて「よせ!!」と叫び、その様子はユウキが「賢吾くんどうしちゃったの?」と聞くぐらい尋常じゃなかったと。そこで何も思わない、賢吾さんの気持ちを全く気にする素振りがない弦太朗ってどうなんよ・・・。
でもまぁ弦太朗にとって賢吾さんはもう“気を使わなくていい間柄”なんだろうし、反面新入りの流星は“俺がなんとかしてやらなきゃならない奴”なんだろうからこの時点では流星>賢吾でも仕方ないんだろうなーと思えた。この時点まではね。
でも、次のシーンでは賢吾さんがよせと言ったスイッチをあったり前に手にしてて、それ賢吾さん知ってんの?と思った瞬間教室に飛び込んできた賢吾さんが「如月!マグネットスイッチはよせと言ったはずだ!」と叫び、そして弦太朗に飛び掛るというクールで冷静な普段の賢吾さんにはあるまじき行動に出たもんだからビックリしてたら
「流星がロールアウトできたんだよ!大丈夫だって!」
「お前、俺がどれだけ苦労して続けてきたと思ってるんだ!?」
「俺は流星の可能性を信じたいんだ」
「君だって、俺の言うことを信じてないじゃないかっ!」
って、賢吾さんの制止を無視して勝手に「ロールアウト」までしてたんかいと・・・・・・。
柄にもなく興奮し肉弾戦なんてしたもんだから久々に頭ピキーーーーーーーーーーーンとなった賢吾さんを見下ろして
「ほらみろ、身体弱いくせに。(手を出して)おらっ」
って何その言い草。そらその手をパッシーーーーーンと叩き払い、
「友達面して触るな」
「君とはもう友達じゃないと言ったんだ。君とは・・・絶交だ!」
って言うわ!!。予告で「絶交」宣言を聞いた時はぜっこうってwww小学生かよwと笑ったもんですが、これは絶交宣言して当然よ。
てか久々の頭ピキーーーーーーン&賢吾さんのテーマにキッタアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!(笑)とテンション上がったんだけどさーw、自分のせいで賢吾さんが頭痛くなったってのに薄ら笑いで小馬鹿にしたように「ほらみろ、身体弱いくせに」って何それ!?って結構マジでムカついた。
弦太朗はさぁ、賢吾さんが虚弱体質だからフォーゼになれないどころかダイザーすら満足に動かすことができない自分に怒りや苦しみを感じていたことを知ってるわけだよね。それを分かった上で『身体が弱い賢吾の代わりに俺がフォーゼになる。お前はお前にしかやれないこと=スイッチの調整や戦闘の指示をしてくれよ』と、そういうつもりでいるわけだよね?。それからエレキ回で見せたように、賢吾にとってスイッチは父親の形見でありとても大切なものなんだってこともちゃんと理解しているはず。はずだよね?。それなのになんで賢吾さんの身体を馬鹿にし、こんなにも必死でそれ「だけ」はやめろと言ってるのに聞き耳持たないの?。なんで30と31のスイッチを勝手に弄ったりしたら『賢吾が悲しむ』って分かんないの!?と。
でもまぁ弦太朗は馬鹿だからさ、流星さんのことで頭いっぱいになっちゃってたから賢吾さんに気が回らなかっただけであって、さすがに「絶交」言われて目が覚めたでしょ、喧嘩は青春のちょっとしたスパイスだよね!うんうん!・・・となんとか脳内フォローしてるってのに・・・
ラビットハッチには戻ったものの立て膝で自分に背を向け全身で怒ってるモードを発動してる賢吾さんに向かって「けんっ・・・・・・けんっ・・・・・ごぉ・・・・・・」と恐る恐る声をかける弦太朗。
(とそれを並んで眺める“だけ”のライダー部員たち)
(JK「あの部長、この場所の空気堪えられないんで早抜けしてもいいですか?」
部長「(間髪いれず)却下」
JK「ですよねー^^」→大文字先輩にもたれかかる
ってのは面白かったけどw)
その空気をもろともせずに「この二つのスイッチ、今までのものとは全然癖が違う」と観察結果を報告する友子の言葉にすがるように「でも、そいつらが仕上がれば(ドラゴンに)勝てるんだろ?」と弦太朗。そんな弦太朗に呆れ混じりの部長に「問題はその方法でしょ。可能なの?賢吾くん」と聞かれた賢吾さんは、溜息を一つついて部員たちに背を向け
「君はどう思う?朔田」
と流星さんに質問。
「ええっ!?」と驚く一同。
(結論は出ている。さっきのバトルのデータを元にタチバナさんに調べてもらった)と手回しのいい流星さんの「この二つだけは制御端末に繋げるべきかもしれません。携帯電話のような情報機器かあるいはコントロールレバー」という返答に「俺も同意見だな」と賢吾さんが同意したもんだから再び「えっ!?」と驚く一同でしたが、賢吾さんがもう既にそのための準備(設計図作り)をしていたことを知り賢吾さんさすがッス!ってな雰囲気に。これでなんとか賢吾さんの機嫌も回復に向うかと思われたものの・・・
「さすがです歌星くん!早速作りましょう!」
そう言って流星さんがスイッチをつかむと賢吾さんは
「おいよせっ!君には父さんのスイッチに触れてほしくないっ!」
と血相変えて流星さん(の手に握られたスイッチ)目掛けてテーブル越しに飛びかかった。
で
弦「おいっ賢吾!流星を許してやってくれ!(強引にスイッチ掴んで)流星は確かに読めねー所がある。でも何かいびつ(?)なのも確かなんだ。それに、流星がもっと活躍できるようになれば」
賢「流星流星か!君は!自分を傷つけるやつと守ろうとする友達の区別もつかないのか!こいつは!君を!実験台にしたんだぞ!」
流「危険性が判らなかっただけです。次は失敗しません」
弦「そうさ!力を合わせて成功すればいい。それが俺たち仮面ライダー部だろ!」
賢「わかった!もう限界だ。こんな部!俺の方から出てってやる!!」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・ってなにこれ。こいつ全然分かってねえ。なんでそこで「流星を許してやってくれ」なんて言葉が出るのよ・・・。怒ってるのは「流星に」ではなく「弦太朗に」だっつの。ねえ弦ちゃん分かってる?あんた勝手なことしたことを一度も謝ってないってのに、賢吾さんはあんたのことを「友達」って言ってくれてんのよ?それなのにあんたは馬鹿の一つ覚えみたいにりゅうせいりゅうせいってなんなのもうっ!
で、これはさすがにヤバイってか、「喧嘩」のレベルを通り越しちゃったんじゃないの!?と心配したというのに、賢吾さんってば
「ったくぅー!(川に石投げながら)如月のやつぅ、もっ・・・・・・バカァッ!!」
ちょっと待て。
え?「もっ・・・バカァッ!!」??え痴話喧嘩??どこの乙女???(←本気でパニックw)(つーか龍輝本気出しすぎwww)。
で、バカァッと言われた弦ちゃんはというと、屋上の隅っこで膝を抱えて一人うじうじ落ち込みながら
「はぁ〜、なんでこんなことになっちまったんだ・・・あいつの凄さも大事さも、分かってるつもりではいるのになー」
あーーはいはいはい、賢吾のことがどれだけ大事か分かってるのについついムキになっちゃったんだねー(ニヤニヤ)、分かってるけどいつも一番近くにいてくれるもんだからそれが当たり前になっちゃってついついあいつのこと疎かにしちゃったんですねー(ニヤニヤ)、賢吾だけは『特別』なんだねー(ニヤニヤニヤ)。
クソッ心配して損した!!!(←本気でムカついたw)。
とニヤニヤしながら思ってたら。
そこへ流星さんと友子とユウキがやってきて、なにやら道具を弦太朗に差し出して
流「歌星くんの設計どおりに僕が完成させました」
友「賢吾さん探しに行って、もう一度謝るべし」
ユ「フリーズしたまんまなんて、弦ちゃんらしくないよー!」
弦「そうだな。謝るっきゃねえ!地面をぶち抜くぐらいの、一世一代の土下座を見せてやるー!!」
ダメだコイツら根本的なことが全く分かってないよ・・・・・・・・・。
地面ぶち抜き土下座はいいけど何を謝るつもりなの弦太朗?賢吾さんが何で怒ってるのか分かってるの弦太朗?
ていうか部員たちもどいつもこいつもマジでなんも分かってねー。どうして誰も「賢吾さんの気持ち」を考えてやろうとしないの?。
ってか誰もじゃねーよユウキ、おめーだよ!!おめーが賢吾くんのこと分かってやらなくてどうするよ!?それこそがユウキの“役割”なんじゃねーのかよ!?。
で、怪人に襲われそうになってるヒロイン賢吾さんの元へナイトよろしく颯爽と駆けつけた弦太朗がどうすんのかと思ったら、勝手に作り上げた新アイテムを持ち出して、『賢吾さんがやめろと止めているのにも関わらずまたもや使おうとして失敗』ですってよ。ハハハハハ。
賢吾さんが何に対して怒ってるのか分かってたらこんな失敗しないよね。ていうか本当に賢吾さんに悪いことをしたと思っているのならばこんなこと出来ないはず。これまでも弦太朗という主人公のことを理解できてるとは到底思えないんだけどさ、今回はこれまでの比じゃないレベルで弦太朗の言動全てが全く理解できない。弦太朗が馬鹿だってことは間違いないんだろうけど、どうやらわたしが思ってる「馬鹿」とは違う種類の馬鹿のようですね。
わたしは弦太朗はもうメテオの正体が流星さんだってことに気付いてると思ってて、それを流星さん自ら“仲間たち”に言わせるために(友達には隠し事をしないもんだろ!的なノリで)ライダー部での“役割”、それも中枢である賢吾さんの役割を与えたんだと思って、だけどそこいらへんの思惑を賢吾さん(たち)に上手いこと説明することはできなくて、だからと言って流星さんが言わないことを自分の口から言うわけにもいかなくて、そんで結局“賢吾に黙ってスイッチ弄らせて怒らせちゃった”ってなことになったんだと思ったの。不器用な馬鹿なんだと。でも馬鹿だけど馬鹿じゃないから自分のやり方(判断)が間違ってたことにはすぐ気付いて、やっぱり考えることは俺には向いてないと、だからお前が判断してくれって賢吾さんに委ねることが出来るのが弦太朗だと思ってたんだけど、違うんだね。もっとシンプルってかそのまんまの意味での馬鹿なんだね。
“部長の秘蔵っ子”でありながら成績が伸びず苦しむ陸上部の女子部員に“アドバイス”する賢吾さん
陸上とは無縁の「部外者」でありながら、いや部外者であるからこそ冷静かつ的確なアドバイスができる賢吾さん
賢吾さんに恋する大柄女子との↑この絡みは後編で、機械系の要領がいいからといってスイッチの調節が出来るからといってそのスイッチの特性を把握し実戦で活かせるアドバイスが出来るわけではない、メテオとフォーゼは違うんだ、つまりフォーゼ・弦太朗の相棒は賢吾さんしか出来ないんだというオチに繋がるのでしょうが、賢吾さんはそんなこととっくの昔に分かってるよね。だから「司令官」としての役割を自信とプライドを持って担ってるわけだし、決してそれは妥協や諦めの結果ではなく今はそれを誇りとすら思ってるってのに、その“自分の居場所”を勝手に荒らされたから怒ってるわけでしょ。しかも他の誰でもない弦太朗に。まぁそこに流星さんへの純粋な“嫉妬心”があるであろうことは否定しませんけども。
だからこの話のポイントはそのことに『弦太朗が』気付くかどうか?ってとこにあるのだと思うんだけど、この調子だと弦太朗は問題の本質に気付くことなく「やっぱり賢吾じゃないと調子でねーな!悪かったな、賢吾!」程度で終わってしまう気しかしません。今回のスイッチモチーフが「磁石」であることからして反発しあう二人だけど協力しあうことで強力な力を発揮する・・・的な展開になるのでしょうが、そのためには“反発しあう二人”の立場が平等・同等でなくてはならないと思うの。お互いの言い分があって、そこには同じだけの頷けるところと反論するところがあるからこそ簡単には歩み寄れなくて、だけど同じだけ歩みよりお互いを認め合うからこそ『磁石のような関係』が成立するんじゃないの?。でも今回の話はそうじゃない。「父親の形見だから例えライダー部員であろうがロールアウト前のスイッチには触れてほしくない。だが流星にも役割を与えたいという如月の言い分を却下する理由はないから『30番と31番のスイッチ以外』なら調整してもいい」という賢吾さんの言い分には折れるべきところはひとっつもないし、対して弦太朗は30番と31番を勝手に弄る明確な理由を持ってないよね。流星さんにスイッチ調整やらせてみたいなら30.31番以外のものをやらせればいいだけの話。本当はそれだけの話じゃないし問題の本質はそこではないけれど、でもそうしてればここまでこじれることは絶対になかったはずだし、これまでの弦太朗であれば賢吾さんがこれだけ拘りを見せ友子も「全然癖が違う」と言うこの二つのスイッチについてちゃんと賢吾さんの意見を聞くはず。そこをここまで強引にこじらせてしまった話をどう落すつもりなのか、正直不安しかないわ。弦太朗がぶん投げたNSマグフォンを見つけて今度はちゃんと使えて結果オーライ的に仲直りなんてことになったらさすがにもう本気でみるのやめるかも。
つーかこの喧嘩のある意味中心である流星さんってば、二人の取っ組み合いをシレ〜っとした顔で眺めながら心の中で「あーらら」って他人事すぎ(笑)。最初に如月が実働で歌星が指令役かと見切った流星さんなので、賢吾さんをわざわざ遮るようにして指示出ししてんのは当然わざと(狙い)だと思うんだけどどうだろ?。
てか流星さんってユウキと一緒に一足早くロケットで救出に向かったフォーゼを追いかけていきその途中でメテオに変身したと思うんだけど、ユウキがちょっと振り向いたらその姿丸見えだと思うし、それ以前にあんな遮蔽物一切ないところで俺を見てくれといわんばかりに変身してたらむしろ誰かに見られないほうが不思議だし下手したらバガミールに撮影されてる可能性もありそうだし、自分がメテオであることを隠す気あんのかな^^。
とか思ってたら
「なんか新作ないのか?」
ってナイス振りwwwwwww。これで正体隠してるつもりとか、ほんっといいキャラだわーw。
速水校長が「彼」って呼んでたし、ドラゴンゾディアーツの正体はピュアボの龍くん演じる陸上部部長だと思うんだけど(あ、ここ「リュウ」つながりか)、校長イチオシになるほどの能力の原動力はなんなんだろうなぁ。校長から与えられたフォーゼとメテオを倒すという目的の他にも校長に目を付けられるだけの何か(素質)があるんだろうけど、そこまでは描いてくれなさそう・・・だよなぁ。とりあえず部長は巨乳部員江川さんのことが好きで、その江川さんもまた間違いなく賢吾さんのことを好きなんだろうけど、まさかそれが発端じゃないわよねっ!?だとしたら賢吾さんがゾディアーツホイホイすぎるもの(笑)。
そうでなくともここは部長→巨乳江川さん→賢吾さんという三角関係なわけだけど、それって今回の賢吾さん→弦太朗→流星さんと同じような関係性・・・・・・・・・・・・・なのは気のせいかなっ^^。
フォーゼ史上最大のピンチに久々のダイザーで駆けつけ救ってくれた大文字先輩マジマジカッコよかった!!。
そして砲丸を片手で持とうとして「重っ・・・!」って驚く賢吾さんはマジ可愛かったです。さすがライダー部員たちに「かーわーいーいー」と言われるだけありますな!。