『リーガル・ハイ』第2話

古美門はクルーザー売れよ(笑)。免許ねーならとりあえず車も1台でいいだろ(笑)。
今回は裁判自体は“盗作”というか“著作権侵害”であることは(視聴者目線としては)明らかで、それを証明するための方法が証拠品として事前に申請されていないもの、それも密録データをちゃっかり聞かせて「では後ほど改めて申請します」という後だしジャンケン(いや、先だしジャンケンか?w)的なものだったってだけなので、1話と比べると法廷パートの面白さ、爽快感は落ちましたが(ガッキーの歌唱力はそういう意味で面白かったけど(笑))(あと無罪の紙をバーンと出す練習するガッキーはあざとすぎる演出なのにそれでも可愛かった。超可愛かった)、でも今回見せるべきポイントは裁判内容ではなくドラマの縦軸になるのであろう古美門VS三木、そして『贖罪』というキーワードでそこはしっかりと興味を引く描き方となっていて、1話で必要な説明をして2話で本題に入るってな感じの手堅い作りは好印象。全力でおちゃらけてるけど、行き当たりばったりなどではなく多分これ全体構成しっかりと考えられてるよね。2話で早速「和解」という曖昧な結果を持ってきたことも、某氏を想起させるプロデューサーに対しゴーストだのロリコンだの散々言いまくったところで最後にそのプロデューサー自身に「自分もシステムの一部でしかない」と言わせたことも、古美門が「会えるかもしれない」などというチープな理由で裁判を引き受けたその相手が友近(演じる演歌歌手)ってあたりにもすごい計算を感じるもん。初回に比べたら変人描写が大幅に少なくなってるけどこういうところでちゃんとバランス取ってんだよね。2話にしてこのドラマはテンプレドラマにはならないなと確信。
でもせっかく大好きな窪田くんがゲストだったんで、裁判自体ももうちょっと内容のあるものにしてくれたら嬉しかったかなーってのはあるけどね。あ、でもライブシーンで無駄に上裸にしてくれたのはよかったです(笑)。いかにも上裸でライブやりそうなヤツだったことも含めてこれもまた計算だよね(笑)。
そしてこんな格好でもなりきってしまう、というかその人柄を見せるための描写は皆無といっていいぐらいだったのに、それでもこの男の子がどういう人間なのか見て取れる窪田くんのマヤっぷりは相変わらずすごいわ。
あと三木んとこの若手弁護士役の矢野聖人くんがちょっと見ないうちに・・・・・・・・・・・・水っぽくなってしまっててちょっとビックリしました。舞台を経験したことで彼のどこがどう変わったのだろうか・・・・・・。
適切な出番量であり毎回美味しいご飯食べる役のたぐちくんは役得ですね(笑)。